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東西南北

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 本日付本紙でも報じているように、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長の人気は大統領候補として考慮されるまでに至っている。パラナー・ペスキーザという調査団体の最新アンケートによると、サンパウロ市民の70・3%がドリア市長の市政を好意的に捉えているという。若年層の人気はとりわけ高く、16~24歳の間の支持率は75%に達したという。男 ...

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 28日に無事に18年のサッカーW杯出場が決まったセレソン。他の地域よりも予選が長く、参加チームのレベルが高いことで知られる南米予選は10月まで開催されるが、半年以上も余裕を持って出場が内定したのは異例のこと。今回、こんなに早く出場が決まったのは、同夜、ライバルと目されるアルゼンチンとウルグアイが、ボリビア、ペルーを相手によもや ...

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 サンパウロ市地下鉄の建設遅れの中で最も目に付くのは、南部を走るモノレール17号線だ。それは、この線が通るはずの場所に、レールを支えるための支柱がたくさん建てられているからだが、28日の午前中にグローボ局が流したニュース・レポートによると、最近、この柱の袂で麻薬の売人と常習者が取引を行う姿が目立ってきているという。サンパウロ市で ...

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 25、26の両日、サンパウロ市で恒例となった国際的ロック・イベント、ロラパルーザが開催された。毎年15万人近くを動員するイベントとして年々注目度をあげている同フェスだが、今年はメタリカをはじめ、出演者の事前知名度や天候にも恵まれ、初日10万人、2日目9万人の計19万人動員と、これまでの記録を大きく更新した。ただ、動員が増えたの ...

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 22日午後10時頃、サンパウロ市西部ラッパで、赤信号なのに猛スピードで進入したバスがコントロールを失い、次々に車に衝突、1人を轢き殺す事故を起こした。このバスはアウレーリア通りを走行中、交差点が赤信号だったのに強引に突っ込んだため、青信号だったファウストロ通り側から入ってきたマイクロバスが後部に衝突。バランスを失ったバスは停車 ...

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 23日付アゴラ紙によると、サンパウロ州では、軍警や市警などの警察官の行動に関する州民の苦情が、2016年は前年比で75・8%も増えていたことがわかった。それによると、違法な威嚇行為が132・2%増の562件、家に勝手に上がりこむなどの行為が75%増の84件、暴力的な権力濫用行為が24・9%増の301件に上ったという。また、いず ...

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 依然として食肉不正問題で揺れているブラジルでは今や、テレビやラジオをつけていても常に関連会社の謝罪もしくは釈明CMが流れている。22日付のサンパウロ州の2大新聞、エスタード紙、フォーリャ紙は共に、経済面で全く同じ内容の1頁の大型広告を出した。それは疑惑の大手企業JBS社によるもので、精肉現場の作業着を着た作業員が男女1人ずつ正 ...

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 先週末以来、ブラジル国内は肉のパニックに覆われており、テレビのニュースもそれ一色だ。疑惑の食肉企業の釈明CMもよく流れている。そんな中、サンパウロ州政府は20日、州内の学校の給食で支給される肉や加工品は「食しても大丈夫」という判断を下した。この発表が行われる前は、「20日間の肉の支給停止や、ツナなどとの差し替えもありえる」と報 ...

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 17日に行われた連邦警察の「カルネ・フラッカ作戦」は、その開始のインパクトに関して言えば、静かな始まり方だったラヴァ・ジャット作戦の何十倍も国民に大きなショックを与えた。それもそのはず。ブラジルの食文化と言えば、やはり肉食。大きな串に刺したピッカーニャの薄切りを食べる姿は、サッカーやカーニバルと並んで、世界の人がすぐに思い浮か ...

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 13~17日にサンパウロ市で開催されたサンパウロ・ファッションウィークで16日、新しい試みが行われた。カメラのフラッシュの光が当たると浮き出る特殊インクで、モデルの身体に反女性差別、性被害撲滅を呼びかける文言を書いたのだ。書かれたメッセージは「私は好きなように装う」「胸元(が開いているの)は誘っているのではない」「スカートは( ...

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