先週は晴れた1週間になったが、サンパウロ州は9日からまたも雨模様に。9日は東部中心に各地で冠水が起き、アリカンドゥーヴァ川では氾濫によって人が流され、11日も行方を捜索中だ。CPTMも、9日夕方から夜にかけ7、8、11、12号線が一時運転を見合わせた。この雨で各水系の降水量は11日午前9時現在、アウト・チエテ水系で早くも130 ...
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東西南北
年が明けてまだ1週間ほどだが、ラヴァ・ジャット作戦(LJ)は早くも新たな局面へと向かいつつある。とりわけ注目されるのは、やはりジャッケス・ヴァギネル官房長官の存在だろう。以前の報道では、ルーラ前大統領が「18年大統領選の候補のひとり」とまで考えていたほどの人物で、これから巻き返しをはかりたいジウマ政権としては不可欠な存在なだけ ...
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議会や最高裁が休みの間もラヴァ・ジャットの疑惑は浮上してきているが、官房長官やサンパウロ市市長、ペトロブラス総裁という、捜査対象になかった人物への疑惑を一気に広めた意味で、レオ・ピニェイロ氏のメッセージは目が離せないものとなった。同氏はかねてからルーラ前大統領のことを「ブラーマ」という愛称で呼ぶほどの友人で、さらにクーニャ下院 ...
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6日の伯字紙は、最近ではめずらしく、国際的な話題が1面写真を占めた。銃規制演説でのオバマ大統領の涙や、12月の選挙で一新されたベネズエラの議会が新選出の議員就任と議事の開始にあたって大混乱となった様子がトップの写真や長い記事を独占した。さらにこの日は、北朝鮮政府により水爆実験成功の声明が出されるといった話題もあった。ここ2年間 ...
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3日午後、サンパウロ市北部のカンポ・デ・マルテ空港を飛び立ったリオ州パラティ行の小型機が、リオ州コルンベーの森林に墜落した。日系スーパーのシバタ所有のキング・エアーC90号は13時34分に飛び立ち、40分ほどでパラティに到着する予定だったが、姿を見せず、捜索が始まった。現場へのアクセスは困難で、消防隊が機体を発見したのは4日の ...
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ラヴァ・ジャットを中心として、昨年は政治汚職に関する話題が連日のように伯字紙の紙面をにぎわせていたものだが、今年も早速、「クーニャ下院議長が提出した港湾法の修正案が、テメル副大統領の選挙キャンペーンの献金先に有利になるようになっていた」であるとか、「オデブレヒト社社長と幹部がやり取りしたメールの内容が明らかになり、ルーラ前大統 ...
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ラヴァ・ジャット作戦をはじめ、連日が激動のニュースだった2015年ももうすぐ終わりを迎える。ペトロブラスの大打撃にインフレ、ドル高、さらには自身の罷免まで問われたジウマ大統領にとっては悪夢のような1年だったと言っても良いかもしれない。27日付フォーリャ紙は「公約のうち守れたのは3分の1」というが、29日付G1サイトのように、「 ...
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クリスマスから週末にかけてもサンパウロ州では雨が目立った。これにより、28日午前9時現在、カンタレイラ水系の水位は28・6%まで回復した。同水系は昨年、2段階にわたって未開の水域からの取水を認め、29・3%分の水を得たが、それを完全に取り戻すまであと0・7%にまで迫った。今月は1日平均0・3%ポイント水位が上昇しているため、今 ...
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22日午後5時から7時にかけて、サンパウロ市で4日連続となる強い雨が降った。それまでの3日間はセントロ以北での被害が顕著だったが、この日は20日、21日にはほとんど降らなかった南部を中心に雨が降り、イピランガのアブラアン・デ・モライス大通りでは川が氾濫し、自動車数台が水浸しになる状況が生まれた。また、東部でもイタケーラ地区など ...
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21日に起こったサンパウロ市ルス駅のポルトガル語博物館の火災は、市や州を超えるショックと共に、全国的に大きな反響を呼び込んだ。それはやはり、ポルトガル語博物館が展示していた催しの文化的意義の高さもさることながら、ルス駅という、ブラジルの駅の中でも有数の歴史を誇り、文化的にも意義を持つ建造物が損傷を受けたことに対する、市民の悲し ...
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