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東西南北

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 現在、ブラジル内で拡大の様相を見せている、ジカウイルスに伴う赤ちゃんの小頭症だが、サンパウロ州カンピーナス在住で、妊娠初期の罹患が疑われているパトリシア・コンパッシさん(21)が5日付アゴラ紙の取材に応えている。10月に小頭症の男の子を生んだばかりのパトリシアさんは、ジカウイルスにかかった自覚症状があったという。それによると、 ...

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 昨日も報じた、サンパウロ市地下鉄やCPTM、一部のバス・ターミナルで、ビリェッテ・ウニコの自動課金機が使えなくなっている件に関し、地下鉄側がその理由を発表した。それによると、課金機を管理する企業の「レデ・ポント・セルト」が、市からの売上配当金の比率見直しが行われないことを不服として、先週末から予告なしに機械の作動を止めてしまっ ...

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 ジウマ大統領に対する大統領罷免請求を遂に受理し、動き始めたエドゥアルド・クーニャ下院議長だが、国民の反応は冷ややかなものだと言わざるを得ない。先月末に行われたダッタフォーリャの世論調査では、「クーニャ議長は辞任すべき」の意見が81%で、「すべきでない」の7%を大きく上回っている。これは「ジウマ大統領の罷免手続き開始を支持する」 ...

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 現在、ラヴァ・ジャット以外でも様々な疑惑を抱えるルーラ前大統領の友人の牧畜企業家、ジョゼ・カルロス・ブンライ氏が話題を呼んでいる。彼の存在が、これまで大統領経験者を裁いたことのないブラジルの歴史を揺るがすか否か、今後も注目される。その一方、お隣のアルゼンチンでは1日、同国で90年代の約10年間大統領をつとめたカルロス・メネム氏 ...

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 依然として続く、サンパウロ州州立校の統廃合への抗議行動だが、昨日付でも報じた、11月30日にサンパウロ市西部ピニェイロスのレボウサス通りとファリア・リマ大通りで起きた道路封鎖の方法はユニークなものとして注目された。生徒ら約50人が、実際に州立校で使われている椅子をならべて座ったりしたのだ。いかにも子供が書いたと思われるクレヨン ...

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 デウシジオ上院議員逮捕にまつわる話題で先週から話題もちきりのブラジルだが、そんな最中、ダッタフォーリャが18年大統領選に関するアンケートの結果を発表した。復帰を狙うルーラ前大統領は6月の調査と同じく2位(22%)だったが、1位のアエシオ・ネーヴェス氏(31%)も意外と差をつけられずに終わってしまった。3位はマリーナ・シウヴァ氏 ...

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 26日に引き続き、27日の伯字紙の政治面のほとんど、経済面の一部をデウシジオ上院議員の話題が独占した。この日の見出しを飾ったのは、デウシジオ氏が連邦警察に対し、極秘会議でセルヴェロー被告の息子ベルナルド氏に父の釈放や国外逃亡の話をしたのは「なぐさめてやろうという人道的な気持ちから出たもの」という、仰天ものの発言だった。また、最 ...

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 ラヴァ・ジャット捜査妨害でのデウシジオ上議現行犯逮捕は、ブラジルを震撼とさせ、メディアの反応も非常に大きなものとなっている。26日はフォーリャ紙、エスタード紙共に、各々14ページ近い政治関係の記事のほぼ全てをこの件に関して割くほどの熱の入れようだった。週末はヴェージャ誌をはじめとした週刊誌も続々と発売されるため、週末にかけて引 ...

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 24日のルーラ前大統領の親友のブンライ氏に続き、25日もデウシジオ・アマラル上議が、ラヴァ・ジャットのセルヴェロー被告に口止めの脅しで逮捕と、2日続きで労働者党(PT)を激震させるニュースが続いている。ただ、これらの人物の経歴をつないでいくと、奇しくも、ブンライ氏もデウシジオ氏も南マット・グロッソ州に拠点を置く人物であったり、 ...

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 本日報じたように、ルーラ前大統領の親友、ジョゼ・カルロス・ブンライ氏が逮捕された。「疑惑の人物」として浮上したのが10月の中旬だったから、わずか1カ月あまりの早い逮捕となる。何事にも時間がかかるブラジルとしては、異例の仕事の早さと言えるかもしれない。これで気になるのは労働者党(PT)内の求心力だ。ただでさえ、エドゥアルド・クー ...

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