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ニッケイ新聞 2011年11月8日付け  6日に起こった、リオデジャネイロ市のファヴェーラの銃撃戦でのテレビ・カメラマンの死。実際に警察の特別機動隊が出動した事件を見ると、やはり思い出されるのが、大ヒット映画「Tropa De Elite」ではないだろうか。ブラジルで昨年記録的な大ヒットとなった「PART2」は、米国でも11日に ...

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ニッケイ新聞 2011年11月4日付け  日本のお盆に当たる〃死者の日(フィナードス)〃の2日、サンパウロ市セントロでは、ズンビー(ゾンビ)に扮した若者が街頭を練り歩いたり写真に納まったり。01年8月に米国で始まり、今や世界中で行われるゾンビ・ウォークブラジル版で、真っ赤な絵の具や包帯、破ったシャツなどを使い、墓から抜け出した死 ...

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ニッケイ新聞 2011年11月2日付け  10月22、23日に行われた国家高等教育試験(Enem)の問題漏洩事件で、セアラ州学生が10月31日、試験そのものか漏れた13題を無効とするよう、同試験実施責任者の国立教育研究院(Inep)院長に訴えるデモを行った。画用紙に手書きの抗議文には、InepのepをERRO de PROVAと ...

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ニッケイ新聞 2011年11月1日付け  先の汎米選手権のマラソンで優勝したシウヴァ選手。まるで、映画の中からそのまま出てきたかのような成功物語には思わず興奮した。まさか、仕事としてやっていた、ゴミ収集車を追いかける3時間の走りが人生そのものを変えることになろうとは本人も思っていなかっただろう。だが、幸運だったのは確かだが、それ ...

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ニッケイ新聞 2011年10月29日付け  27日から28日にかけて、サンパウロ総合大学(USP)での学生の反乱が続いているが、今回の件でつくづく思うのが、日本とブラジルでの大麻と大学についての認識の違いだ。日本だと「大麻で逮捕」となると大不祥事の響きがあるが、ブラジルだと「何だ、大麻くらいで!」ということになる。一方、日本だと ...

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ニッケイ新聞 2011年10月28日付け  メキシコで30日まで開催中の汎米大会で26日、女子走り幅跳びのマウレン・マギ選手が、同大会3度目の優勝を遂げた。1999年大会の走り幅金、障害銀の後、2007年大会の走り幅に続く金だ。2008年の北京五輪金メダリストでもある35歳のベテランは、右ひざ手術後初のメダルを手に、4年後のトロ ...

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ニッケイ新聞 2011年10月27日付け  ここのところ、銀行、空港とスト続きだが、今度は病院がスト。医療保険システム(SUS)のストは今年で3度目というが、多方面でストが続いた後にSUSもストと聞くと、「なんだ、今度は病院までか」という気分にさせられてしまう。SUSにかかわりのない人ならそれほど問題でもないだろうが、かかりつけ ...

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ニッケイ新聞 2011年10月26日付け  南大河州で双子を妊娠中の妊婦が、破水後3日も待たされた上、534キロ先の町の病院まで7時間かけて運ばれるという信じられない事態が発生した。妊娠7カ月で破水が起きた妊婦は20日、居住地である同州南部のサンタヴィトリア・ド・パウマールの公立病院に駆け込んだが、病室に空きがなく、23日にノヴ ...

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ニッケイ新聞 2011年10月22日付け  20〜21日のブラジル内メディアは、テレビも新聞もインターネットもカダフィ元大佐殺害一色。これまでの報道史においても稀ではと思われる、凄惨なまでの死の模様は映像文化の発達を改めて思わせるが、しかし、あまりに真実が過ぎると直視に耐え難いこともまた事実。そんな中、フォーリャ紙が描いたカダフ ...

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ニッケイ新聞 2011年10月21日付け  今日からスタートするサンパウロ国際映画祭。開催直前に惜しくも逝去したレオン・カッコフ氏は、若かりし日にカンヌ映画祭で世界の映画界のレベルの高さを目の当たりにし、そこで受けた刺激をなんとかブラジルに持ち込まなくてはとの一心で、この国際映画祭を30余年にも渡って開催し続けていた。海外志向の ...

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