ニッケイ新聞 2008年10月17日付け いったん底を売ったかに見えた金融危機は十五日、底なしの深みを見せた。米国の九月小売売上高の大幅な落ち込みが発表され、金融危機が実体経済に悪影響を与え始めたことに嫌気し、米国金融市場が暴落、サンパウロ市証券取引所に飛び火し一一%下落した。世界同時不況への不安が高まったとして十六日の東京株 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月16日付け 十三日に一九九九年一月以来の最高値を記録して投資家に安堵のため息をつかせたサンパウロ市証券市場だったが、十五日午後から再暴落、その日だけで一〇%も下落したため市場は三十分間閉鎖された。その後、再開されたが再び下落をはじめ、午後五時時点で一四・七五%まで続落した。米国で発表された九月小売 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月15日付け ドイツ系移民の多いサンタカタリーナ州ブルメナウで九日から、ビールの祭典「Oktoberfest」開始。二十六日までに七五万人が参加し、四〇万リットルのビールを消費との予想だが、町を上げての祭りだけに、酔った客を運ぶ無料のバンや、客の車を運転して帰るためのボランティアの運転手も用意されて ...
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ニッケイ新聞 2008年10月14日付け ブラジルの守護者ノッサ・セニョーラ・デ・アパレシーダを祭る「聖母アパレシーダの日」の十二日、サンパウロ州アパレシーダに一六万人、カンピーナスに一〇万人の熱心な巡礼者たちが集まった。同じカトリック恒例行事のパラー州ベレンのシリオ・デ・ナザレは二〇〇万人の人出で賑わった。 ◎ ...
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ニッケイ新聞 2008年10月11日付け サンパウロ州海岸部で処理されている下水は三〇%以下で、未処理のまま川や海に流れ込む下水による水質汚染が深刻。岩塩下の石油採掘が本格化すればさらに深刻化する海洋保全のため、九日にサンパウロ州政府が、漁場回復のために漁を制限など、海岸線ほぼ全域を含む環境保全計画公表。海岸沿いの森林保護も願 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月10日付け サンタカタリーナで、六カ月前に家出した一九歳の青年が、自分の埋葬を伝えるラジオ放送を聞き、慌てて帰宅という事件。青年らしい死体が川に浮いていたとラジオで聞いた家族が、遺体を見ても本人との確信が持てなかったのが四日。青年が投票日に姿を現せば誤解も解けたのだが、青年が現れないため、本人だと ...
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ニッケイ新聞 2008年10月9日付け 八日付けグローボ・サイトは「サンパウロ市証券取引所はジェットコースターと化している」と悲劇的な状況を描写した。後で持ち直したとはいえ、わずか三十分で六%も急落したのは尋常ではない。これは為替相場にも影響し、一時は一ドル=二・五三レアルにまで。中日新聞サイトによれば、同日の東京株式市場も終 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月8日付け 「子供の日」前の四日にサンパウロ市の25・デ・マルソへ繰り出した人の数は五〇万人。サンパウロ市の七〇のショッピングセンターでも、十二日当日を含む週末の人出は二二〇〇万人と予想しているが、プレゼント購入の際には、品質保証マークの有無への注意も必要。中国からの輸入品などに、壊れ易いものや、塗 ...
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ニッケイ新聞 2008年10月7日付け 市長選の結果、決選投票にもつれこんだ自治体では八日からテレビやラジオでの選挙宣伝再開。決選投票(二次投票)は二十六日だが、今しばらく熱い戦いが続く。 ◎ 国家衛生庁が、粉ミルクやヨーグルト、ビスケット、アメ、チョコレートといった、中国産牛乳を含んだ食品の輸入販売を全面的に禁じ ...
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ニッケイ新聞 2008年10月4日付け 国家衛生監督庁が三日、七月に国内販売を禁じた抗炎症剤Prexige100mgに続き、同400mgとArcoxia120mgの販売禁止を決めた。連続使用により肝炎などの副作用が生じるとの報告が寄せられていた薬品で、九〇日間の観察期間を経て正式な販売禁止処置となったもの。店頭に出回っているも ...
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