2007年8月7日付け メキシコ紙エル・ウニベルサルは、「必要不可欠な同盟」と題し、ルーラ大統領の訪墨を一面トップで報じた。エネルギー協力で南北米大陸は壁が不要だが、然るに道路やガス・パイプライン、送電線などで壁を設けていると批判。AP通信は、ルーラ大統領が中米諸国へ「根回しの旅」と。いっぽうチャベス大統領が、ブラジルを包囲す ...
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東西南北
2007年8月4日付け リオデジャネイロ市は、パン・アメリカン大会が終るなりドンパチへ。エコノミストやル・フィガロなどは、カブラル・リオ州知事の徹底応戦に驚き、「世界で最も粗暴な警察の一つ」と報じた。「都市問題の半分が警察の対応」「安全な都市のため警察が障害物に」「パン大会は、リオ市民にとってかりそめの平和」「警察官より多い民 ...
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2007年8月3日付け 米国からブラック・ボックス報告書が送付された。法相の娘ルシアナ・ジェンロ下議(自由社会党=PSOL)が、通訳に指名されていった。 ル「英語が解せない皆さんは、ET(宇宙人)です。航空トラブルCPI(議会調査委員会)は、道化者CPIだと空軍が冷笑しています。海外報告は国際語で録音されていますから、皆さん登 ...
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2007年8月2日付け アントニオ・C・マガリャンエス上議ありし日の上院。サルネイ上議と二人は北東部のボスで盟友だが、二人の論争は絶えることがなかった。 ア「黙って、オレの言うことを聞け。オレにお説教は無駄だヨ。オレはバイア州で大勢の支持者から尊敬されているんだ」 サ「オマエさんに性分があるように、オレにもある。だがオレのほう ...
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2007年8月1日付け ガルシア大統領顧問と左手を丸め右手でポンポンと打って卑しいジェスチュアを演じた同顧問次席のポマール氏は、辞表を提出した。大統領からはつまらないことを忘れ、勤務に精を出すよう諭された。同氏はヤッター位の意味で、惨事の犠牲者をおちょくったのではないと弁解。仕草はブラジル文化に抵触しないし、教養の有無や卑劣な ...
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2007年7月31日付け ブラジリア検察庁の職員は二五〇〇人いる。そのうち二五%は、下請け会社から送られた派遣職員。仕事はいっしょに机を並べて、よりたくさんのノルマを強要される。それなのに正門入り口と派遣用入り口が、別々にある。雨が降ると頭や服がぬれる。食事時間は正職員が先で派遣職員は後回し。メニューが豪華な日は量が足りない。 ...
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2007年7月28日付け カルドーゾ政権に仕え、ルーラ政権にも仕える政府要人は、ジョビン国防相で八人になる。ステファネス農相、フォルテス都市計画相、カリェイロス上院議長、サルデンベルグ電々公社総裁、リーマ国家統合相、ジュカー社会保障院総裁、ベゼーラ国対委員長だ。ルーラ大統領と行動を共にするのは、いつになるか分からない結婚の約束 ...
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2007年7月27日付け 国防相の交代で空軍は、この機に民間航空庁(Anac)へ勢力範囲を広げたいらしい。航空交響楽団は指揮者がいないので、オーケストラはテンデンバラバラ。これを指揮できるのは空軍以外にないと、サイトウ総司令官が空軍機関紙で宣言。ジョビン新国防相が空軍からAnac総裁を起用し、航空関係全機関の指揮者に任命してく ...
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2007年7月26日付け エコノミスト紙は二十四日、ブラジルの航空管制を「トラブルのトラブル」と報じた。関係機関が原因を分析しているが、政府は度重なる事故にもかかわらず本腰を入れてトラブルに取り組んでいないとみている。航空管制の混乱は、ブラジル・ビジネスへの混乱を象徴し、イメージ・ダウンにつながって、対外的に頼りない国に思われ ...
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2007年7月25日付け 下院航空管制CPI(議会調査委員会)に召喚されたズアナッジANAC(民間航空庁)総裁は、「本当のことをいって航空管制のことは分からないヨ。いかに飛行機へお客さんを詰め込むかが、ワシの本職である」と答えた。同総裁とロウセフ官房長官は無名時代、相思相愛の仲であった。いまでもサしつササれつ飲み明かし、忍び合 ...
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