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東西南北

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2007年7月24日付け  マルタ観光相の迷言「待ち時間で楽しく快感を味わいなさい」は不幸な発言とひんしゅくをかったが、TAM航空の惨事では正解だったと見直されている。犠牲者らは、ポルト・アレグレ空港で快感を味わい、一便遅れれば丸焦げにならずに済んだのに。二〇〇八年のサンパウロ市長選挙に意欲を燃やす観光相は、快感を旗印に言外の理 ...

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2007年7月21日付け  ウオールストリート・ジャーナルが、惨事は航空管制トラブルと無関係で、ルーラ大統領は責任を免れると報じた。しかし、BBC放送は責任を免れないという。「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」で、ルーラ大統領は責任がないのに、大統領のイメージが惨事から下り坂に入るという。中流階級は大統領を目の仇にしているので、理屈は ...

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2007年7月20日付け  地下鉄アウト・デ・イピランガ駅の落成式が行われた六月、祝典に招かれたモランド州議(ブラジル民主社会党=PSDB)は、テープレコーダーを持った男から開通の辞を頼まれた。州議は記者と勘違いし、熱弁を振るった。 モ「ところで君は、何チャンネルの放送記者で何日の放送予定なの?」 男「イヤ。私は趣味で政治家の声 ...

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2007年7月19日付け  コンゴーニャス空港惨事のニュースが入ったクリチーバ空港でTAMの支店長が訴えた。雨天の日の排水装置も完成していない、竣工早々の滑走路を使用するのは危険であったという。しかし、七月は休暇シーズンで乗客の激増と航空会社のかき入れ時である。空港整備公団(Infraero)は、その辺の事情を考慮して滑走路の使 ...

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2007年7月18日付け  「ルーラ大統領がアフリカへ熱い視線を」とガーナの有力紙アクラ・デイリー・メイル十六日付けの見出し。BBC放送は十七日、「アフリカとブラジル、そしてバイオ燃料革命」と題し、南アフリカとブラジル、インド首脳会談の開催を伝えた。ニューヨーク・タイムズは、アフリカで米中貿易戦争が始まると報じ、アフリカを中心と ...

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2007年7月17日付け  一九六四年の軍部クーデターに米政府が、関与した機密文書が一三日、公開された。クーデターはケネディ元大統領の一九六二年、計画された。当時の駐伯リンコーン・ゴードン米大使は、ブラジルが第二のキューバになると計画の前倒し決行と国籍不明の潜水艦で米国製以外の武器提供、極左派分子の分断、米政府の新政権承認などを ...

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2007年7月14日付け  十二日のブログはPANで持ちきり。ルーラ大統領が「PANは、ブラジルの新しい顔を見せるチャンス」とPR。ブラジルは、メダル数で三位とロイターが予測。大統領が、ブラジルはキューバに勝てなくもとプレンサ・ラチーナ。「リオは再出発をPANに賭ける。その影で犯罪が」とウオール・ストリート。ルーラはチャベスをマ ...

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2007年7月13日付け  ニューヨークタイムズが中国とインドの海軍核装備に続いて、ブラジルも海軍の原子力潜水艦建造を含む核開発投資を発表と報じた。原潜の建造は軍政時代に設計され、ルーラ政権で復活するらしい。ブラジルの計画に刺激されて、チャベス大統領もロシアへ原潜を注文した。みんな何故、原潜を欲しがるのか。誰にも察知されずに、コ ...

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2007年7月12日付け  政治改革を討議する下院で還暦を過ぎ髪が真っ白になったテイシェイラ下議(民主労働党=PDT)が議会を沸かし、キナリア下院議長(労働者党=PT)が絶賛した。 キ「下議閣下の演説は、後世に残る名セリフでした。政治改革に賭ける閣下の溢れる精力は、三十歳若返ったようです」 テ「議長閣下。折角のお言葉ですが、いま ...

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2007年7月11日付け  ルーラ大統領は朝のコーヒー・タイムで「エタノール・カルテルを阻止する」と語り、エタノール包囲のオイル・マネーが暗躍していることで間接的にベネズエラへ警告した。ルーラ大統領とチャベス大統領のエネルギー外交を巡る対決は、新しい産業開発のモデルを見せたことでブラジルの判定勝ちと独紙は評価した。ルーラ大統領の ...

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