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東西南北

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2007年4月11日付け  九日のBBC放送によれば、奴隷取引を支配したのは英国ではなくブラジルだという。ブラジルへ連行した奴隷一二五〇万人のうち七八万人は少年という資料があるそうだ。一五〇一年から一八六七年までは、ブラジル・ポルトガルが世界に君臨する覇権時代だったらしい。      ◎  ブラジル南部で企業を相手に詐欺を働いて ...

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2007年4月10日付け  NYタイムズ紙は八日、「大豆特集」を組んだ。トウモロコシ景気で浮かれる米国の大豆栽培者は、ブラジルの大豆栽培者に中国市場を奪われると報じた。同紙記者は、大豆満載のトラックに便乗しブラジルの穀倉地帯を視察したところ、果てるところがない耕地に驚き、ブラジルの時代を予感したという。      ◎  政府は憲 ...

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2007年4月6日付け  マリーニョ前労相が、労組リーダーのライムンド氏と空港で出会った。 ラ「元労組幹部のくせに、下級労働者のメシの時間を決めなかったナ」 マ「労組は、泣き言しかいわないんだナ」 ラ「あんたも知ってるだろ。泣き言をいわない労組幹部は、騒ぐだけで何もしない雨蛙だヨ」      ◎  市警は四日未明、サンパウロ市パ ...

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2007年4月5日付け  ブラジル弁護士会(OAB)の会長選挙で現会長のブリット氏は、一会員から質問された。 「軍事政権が設立された一九六四年、セザル・ブリット氏はどこで何をしていたのですか」 「私は一九六四年、母の胸でオッパイを飲んでいました。それでも揺りかごから軍政反対と泣き叫びました。なにしろ一九六二年生まれですから」   ...

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2007年4月4日付け  二日に行われた三軍の長とルーラ大統領の会議は、一九六四年のウムを言わせなかったクーデターに似ているとクラリン紙が報じた。フィナンシャルタイムズ紙は、長い目で見れば民間主導の航空管制が空港トラブルの解決策だという。      ◎  昨年から頻発する空港発着遅れ。サンパウロ消費者保護センター(Procon) ...

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2007年4月3日付け  フォーリャ紙がブラジルの歴史上偉大と思われる人物の投票を行ったところ、一位にヴァルガス元大統領が選ばれた。続いて二位にクビチェック元大統領。三位はマッシャード・デ・アシス。四位ルイ・バルボーザ。五位チラデンテスとサントス・ドゥモン。六位ジョゼ・ボニファシオとトン・ジョビンなど。      ◎  労働者党 ...

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2007年3月31日付け  ルーラ大統領は三十一日、キャンプ・デーヴィッドでブッシュ米大統領と会合。ブラジルは中米にバイオ・ディーゼル産業を興し、またアフリカの産業開発に尽力し、ハイチの平和維持活動も行う。ブラジルはモテモテで忙しくなるという伯米共同声明を、両首脳が発表する。      ◎  再選から五カ月が経過した二十九日、ル ...

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2007年3月30日付け  ブッシュ米大統領は、三十一日に世紀の式典が行われるキャンプ・デーヴィッドへルーラ大統領を迎える準備で忙しい。ワシントン・ポスト紙が、同式典の真意は分からないがブッシュ孤立化への別れ道と位置づけした。サウジ王は晩さん会の招待を断り、ヨルダン王は訪米を延期した。      ◎  テンポロン保健相は二十八日 ...

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2007年3月29日付け  ブッシュ米大統領の訪伯に先立ち、アモリン外相は女性のシュワブ通商代表と密室会議を行った。記者会見で外相は、ルーラ大統領の要請により密室で女性代表と伯米間のGスポット(女性の最も感受性の強い部分)について話し合った、密室とはいっても衆人環視のもとだから心配するなと述べた。      ◎  昇給を求める連 ...

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2007年3月28日付け  連立与党議員七十八人の下院小委員会への役職配置に苦慮するフランサ下議(ブラジル社会党=PSB)は、毎日頭がカッカッしていた。ピント下議(全国運動党=PMN)が「オレともあろう者が、こんなチッポケな役」と不満の抗議を行った。フランサ下議が「美人のマヌエラ下議(ブラジル共産党=PCdoB)さえ黙っているの ...

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