ホーム | コラム | 東西南北 (ページ 38)

東西南北

東西南北

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛で、映画館や劇場、サッカースタジアムなどが開かないため、娯楽が減って生活が退屈になりがち。その対策として、野外で映画鑑賞を行う「ドライブイン・シアター」が人気を集めている。サンパウロ市西部バラ・フンダのラテンアメリカ記念館が17日に始めた野外で車を停めての映画鑑賞会は、入場料65レアル ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ州地域医療委員会(Cremesp)が同州検察局に報告したところによると、現在、新型コロナウイルス専門施設として使用している北部のアニェンビ臨時病院には、人工呼吸器のような器具が不足し、衛生基準を満たさないインフラ上の不備があるという。同病院は今月4日に5人のサンパウロ州議が侵入して内実を暴こうとして有名になったところ ...

続きを読む »

東西南北

 この週末も、各地でボルソナロ大統領に抗議するデモが行われた。13日のサンパウロ市パウリスタ大通りでは、参加者が各々、社会的距離を保ち、コロナウイルスや軍政下の迫害、警官によって死亡した人たちの写真を掲げるという静かな抗議行動が行われた。サンパウロ市では14日も大統領支持派と反対派のデモが行われたが、悪天候もあり、支持派のデモは ...

続きを読む »

東西南北

 ボルソナロ大統領は11日、木曜恒例のネット生中継で、支持者に対し、州や市が運営している、サッカー・スタジアムなどを使ったコロナウイルス用の臨時病院に忍び込んで撮影を行うよう勧めた。この行為は4日にサンパウロ州の州議たちが聖市北部のアニェンビ臨時病院に対して試み、問題となったもので、そもそも違法行為。大統領自身が違法行為を進める ...

続きを読む »

東西南北

 10日夕方、リオ市のグローボ本局にナイフを持った男が侵入し、女性レポーター、マリーナ・アラウージョ氏を人質にして威嚇する事件が起きた。男は、同局の看板ニュース番組「ジョルナル・ナシオナル(JN)」女性キャスターのレナタ・ヴァスコンセロス氏に会わせろと要求し、警察の仲介で実際に本人が現れると、武器を捨ててアラウージョ氏を解放し、 ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ市では10日より、商店や不動産屋の営業再開が認められた。ショッピングセンターは11日から。今回の営業再開には様々な制限がかけられており、一般商店の営業時間は11~15時、ショッピングセンターは6~10時か16~20時の4時間となっている。どちらも営業規模を外出自粛前の20%にまで落とさなければならない。それでも経営者 ...

続きを読む »

東西南北

 米国のワシントン・ポスト紙によると、現在、全米で起こっている黒人に対する人種差別に反対するデモに、同国民の74%が賛成しているという。トランプ大統領所属で保守派の共和党支持者も、「53%対47%」で賛成が上回っている。トランプ大統領は破壊行為参加者を「テロリスト」と呼んで非難しているが、それに賛成する国民は10%のみ。66%は ...

続きを読む »

東西南北

 ボルソナロ大統領に強い影響力を持つ極右思想家オラーヴォ・デ・カルヴァーリョ氏が7日未明に突如、大統領を批判するツイートを流した。同氏は以前から「大統領が自分を擁護してくれない」と不満を述べており、「政権を倒す」とまで書き、騒然となった。だが、同日夜には「大統領を100%信頼する」と態度を変えた。オラーヴォ氏は様々な人から名誉毀 ...

続きを読む »

東西南北

 4日夜放送のグローボ局のニュース「ジョルナナル・ナシオナル(JN)」でキャスターのウィリアム・ボーネルが、保健省のコロナウイルスに関する公式報告が2日続けて遅れたことに苦言を呈した。マンデッタ保健相の頃の公式報告は午後4~5時だったのに、タイシ保健相の時には6~7時になり、最近は、3日が午後10時、4日も午後9時前とさらにずれ ...

続きを読む »

東西南北

 昨日付の本面でも報じた、連邦政府の黒人保護団体「パルマレス文化財団」のセルジオ・カマルゴ会長による黒人運動批判が発覚した件で、同会長に対する強い社会的批判が起こっている。連邦直轄区にある21の文化団体からなるグループや連邦公安庁(DPU)などが即時会長解任を求めている他、下院でも連邦検察庁に捜査を求める声があがっている。7日に ...

続きを読む »