2006年7月1日(土) 連邦政府の財政プライマリー黒字が五月に二八億一〇〇〇万レアルと、今年に入り最も少なくなった。一―五月累計では三二二億五〇〇〇万レアル、GDP(国内総生産)比三・九九%と前年同期の四・三二%、今年の目標四・二五%を下回った。主な理由は最低賃金の上昇と政府支出の増加。 ◎ 下院で審議中の人種平 ...
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東西南北
2006年6月30日(金) 労働者党(PT)財務部は前回選挙をもとにインフレ調整し、今年の大統領選にかかるルーラ候補の選挙費用を約五五〇〇万レアルと見積もった。ブラジル民主社会党(PSDB)も同じ方法でアウキミン氏の選挙費用を約五〇〇〇万レアルと見積もっている。 ◎ サンパウロ州送電公社(Cteep)の競売が二十八 ...
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2006年6月29日(木) ロドリゲス農務相が二十八日に辞任を願い出たことを上院与党リーダーのジュカー上議が同日明らかにした。同相は妻の健康上の問題を辞任理由としたが、農業族議員らは政府に嫌気が差したため同相が辞任したとみている。後任は未発表。 ◎ サンパウロ州ジャボチカバル市で二十四日午後六時半ごろ、二十二歳の男 ...
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2006年6月28日(水) 今年の大統領選挙は再選を狙うルーラ大統領と前サンパウロ州知事のアウキミン氏の一騎打ちになると予想されるが、一億二四六〇万人の有権者は二人のほかエレーナ、ブアルケ、ヴァルガス、ピメンタ、エイマエル、ビヴァール総勢八人の大統領候補の中から投票する相手を選ばなければならない。当選の可能性の低い六人は、決選 ...
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2006年6月27日(火) ルーラ大統領は二十五日、党大会でPTの大統領候補に選出され、一時間半に及んだ演説で再選への意気込みを示した。演説では、過去の実績と未来の展望がなく、政府攻撃と中傷だけを武器にしていると前政権と野党を批判。第二期政権では社会政策に重点を置き、所得分配を優先する考えを表明した。 ◎ コンサル ...
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2006年6月24日(土) サンパウロ市東部タトゥアペ区の市立病院で二十二日、W杯ブラジル・日本戦を観戦するため、医師らが午後四時から診察を中止。患者の列は病院の外にまで伸び、待ち時間は数時間に及んだ。新聞記者が取材に駆けつけたが、事務職員らは二時に帰宅済みで、現場を撮影しようとしたカメラマンと当直の医師が揉み合いになった。 ...
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2006年6月23日(金) ルーラ大統領によって六人目の最高裁判事が、退官したジョビン長官の空席に任命された。新判事はカルメン・A・ロッシャ氏(52、女性)、独身、ミナス・ジェライス州モンテス・クラーロス市出身。PUC法科卒。これで最高裁判事十一人は、多数派の六人がルーラ大統領の推薦になる。式典は大統領の臨席で行われたが、伝統 ...
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2006年6月21日(木) サンパウロ州知事選に出馬予定のセーラ氏(ブラジル民主社会党=PSDB)の副知事候補の指名をブラジル民主運動党(PMDB)、自由前線党(PFL)、ブラジル労働党(PTB)の三党が水面下で争っている。PSDBはPMDB党員を望んでいるが、元サンパウロ州知事のクエルシア氏が名乗り上げたため、交渉は難航して ...
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2006年6月21日(水) 両親殺しの罪に問われているスザネ被告(22)は、実行犯の兄弟の父親に事件の責任転嫁を始めた。父親は被害者の財産を目当てに殺害を計画し、被告は息子から麻薬の使用を教わり、心理的・性的に奴隷状態になっていたという。父親はコメントを拒否。 ◎ ブラジル弁護士会(OAB)サンパウロ州支部は十九日 ...
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2006年6月20日(火) ルーラ政権は政治家が関係するとみられる七つのテレビ局、二十七のラジオ局に開業許可を与えた。宗教団体にはそれぞれ一局と十局。許可を得たラジオ局の三つに一つは、選挙に関係する人物が絡んでいるという。 ◎ ドル安、輸入増加の明暗が浮き彫りに―。今年第1・四半期に工業生産は前年同期比二・九%増だ ...
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