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東西南北

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 ボルソナロ大統領が14日、「また、交際を始めた」と称して、ロドリゴ・マイア下院議長と抱擁する姿を披露した。 最近は、以前は敵視していたセントロンへの接近を図っていることが話題となっていた大統領が、今度は支持者に徹底的に批判させていた同議長と接近。狙いが自身の罷免を避けるためとはいえ、大統領からさんざん煽られて嫌いになった人たち ...

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 ボルソナロ大統領は12日夜、エスタード紙が最高裁に持ち込んで要請していた、新型コロナウイルスの検査結果の提示を行った。3回の検査の結果がすべて陰性だったことは13日に発表された。ただし、検査は全て「アイルトン」「ラファエル」「05」という偽名で行われていた。また、2回分は納税者番号(CPF)でボルソナロ氏のものと確認できるが、 ...

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 12日に一部の関係者限定で公開された4月22日の閣議のビデオは、マスコミが「 devastador (壊滅的)」と表現するほど、大統領に不利な内容と判断されている。だが、問題はそれだけではなかった。この日の閣議では、ウェイントラウビ教育相が「最高裁判事は全員牢屋に行くべきだ」と発言。ダマレス人権相も「知事や市長は逮捕されるべき ...

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 サンパウロ市が11日から、ナンバープレート末尾番号による車の乗り入れ規制「ロディージオ」を厳格化した。これまでは週1回、ピーク時のみの規制だったが、しばらくは隔日しか車が使えなくなる厳しい対策。これによって、11日は市内の車の数は劇的に減った。だがその分、バスや地下鉄、CPTMなどの公共交通機関に人が流れ、乗車率が11〜15% ...

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 外出規制が続く中、アプリ「Zoom」でモニター上の画面を分割し、複数の人と話し合いを行うことが様々な分野で活発化しているが、最近はそれを生かして有名政治家が公開討論会を行ったりもしている。最近話題となったのは、9日に行われた、マンデッタ前保健相と、一時、同氏の後任候補と見られたオズマール・テラ前市民相の討論だ。かねてから「隔離 ...

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大耳小耳

    ◎  コロナ災禍の中、俳誌『朝蔭』486号が4月1日に刊行された。《コロナ菌に閉じ込められし老の秋》(吉田しのぶ)《世界中外出制限身に入る》(西川あけみ)。《初夢や米元首と語る吾》(熊谷桂子)はまるで映画のような勇壮な一年の始まり? 《十年の出稼ぎに堪へ夜を濯(すす)ぐ》(重川房子)は10年以上も訪日就労した人だろうか。 ...

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 イギリスの雑誌「ランセット」が最新号で、ボルソナロ大統領を「ブラジルのコロナウイルス対策の最大の脅威」と呼んで酷評した。同誌は約200年の歴史を誇り、保健関係では世界的な権威だ。大統領は過去に米国やイタリアの新聞でも酷評されている。そんな最中、大統領は今週末、約30人の来客を招いてシュラスコやサッカーをする予定だという。ここ連 ...

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 4月22日に行われたボルソナロ大統領とセルジオ・モロ前法相らの会合を録画したビデオ提出を最高裁のセウソ・デ・メロ判事が命じたが、連邦総弁護庁は難色を示して、5日に同判事に判断再考を促した。連邦政府は「国家機密レベルの内容が含まれているから」というが、会合に同席した軍人閣僚3人への捜査命令(事情聴取)に驚き、軍部が「司法による干 ...

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 5日、注目のセルジオ・モロ法相の証言内容が公表された。本来ならその日の夜の話題を独占するものになりえた。だが、ネット上で目立ったのは「フラッコ(弱い)」という見解で、大手伯字サイトはボルソナロ大統領の「君は27州、俺はリオ1州が欲しい」の言葉を大見出しで報じたが、その言葉がツイッター・トレンドになることはなかった。逆にルーラ元 ...

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 ベテラン俳優のフラヴィオ・ミリアッシオ(85)が4日、リオ州リオ・ボニート市の自宅で遺体で発見された。時期柄、「死因はコロナか?」とも思われたが、事態はさらに重く、自殺だったという。自宅には遺書があり、「人権が尊重されないことに絶望した」「高齢者が切り捨てられる世の中だ」などと書かれていた。一概に自殺の理由を断定することはでき ...

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