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5月28日(土)  郵便局汚職CPI設置の攻防戦は、政府の敗北となった。連立与党は今後、ノロノロ審議作戦での共闘を誓った。ジルセウ官房長官は、野党と行動を共にするPT議員は、野党議員だから離党するよう呼びかけた。ジェノイーノPT党首は、スプリシ上議に背負い投げを食ったと恨んでいる。スプリシ上議は、役職提供で票を買い集めるPTの悪 ...

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5月26日(木)  二十四日午後七時ごろサンパウロ市を中心に襲った豪雨は、過去最高の百九十四キロにわたる交通渋滞を引き起こした。市内六十五カ所で浸水が発生、幹線道路三カ所が通行止めに。マイリポラン市では走行中の乗用車に街路樹が倒れ、運転していた女性が圧死。カンピーナス市近郊のカピヴァリ市ではエネイダ・ウエムラさん(42)が自動車 ...

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5月25日(水)  アウキミンサンパウロ州知事は二十三日、ポンジーニョと電気料金の流通税(ICMS)減税を発表した。ポンジーニョは従来の七%からゼロへ。電気料金は月間消費量九十キロワット/Hまでは免税という。その他電話サービスのICMSは二五%から一五%へ。港湾設備の建設資材に課税の輸入税は免税。アルミニウムは、従来の初期段階か ...

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5月24日(火)  国連安保理常任理事国入りを目指す四カ国グループ(G4)の一角、ブラジルが、拒否権については十五年後の付与を目指す方針を固めた。拒否権獲得を最終目標としつつも、まずは常任理事国の座を確実にするための苦肉の策だ。日独は既に、現メンバーが渋る拒否権を放棄してでも常任理事国入りを優先する方向となっている。拒否権は乱発 ...

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5月21日(土)  緑の党(PV)が、連立離脱を発表した。PVは下議七人とジル文化相を抱える政党で民主労働党(PDT)や社会大衆党(PPS)の離脱に続いた。同党のPTとの付き合いは長いが、政権発足移行、古タイヤ輸入や遺伝子組み替え、サンフランシスコ流域開発、パンタナル工業化、アマゾン熱帯雨林でことごとく衝突している。PTとの連立 ...

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5月20日(金)  サンパウロ州法務長官から司法審議会メンバーに昇格するはずだったアレシャンドレ・モラエス氏が上院本会議で足止めを食った。同氏は上院法制委員会で承認され、上院本会議での拒絶は予期していなかった。上院では与野党が議会調査委員会(CPI)の設置を巡り攻防戦を展開していた。      ◎  サンパウロ州内の刑務所二十七 ...

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5月19日(木)  パロッシ財務相は十七日、通貨政策委員会(COPOM)の基本金利決定を前に、緊縮政策が効果を表しつつあると述べた。財政政策は均衡優先と資産強化を図り、大衆迎合はないと戒めた。金利の三分の一を先払いとする委託クレジットの振興に政府がてこ入れするという噂を財務相は否定した。金利引き上げは、インフレが年間七%を超過す ...

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5月18日(水)  農地占拠運動(MST)のメンバー一万二千人が十六日、首都に到着した。MSTのロドリゲス代表は運動が第二局面に入ったと宣言し、四十三万世帯の入植や金利引き下げ、ハイチ撤兵など十六項目の要請書を大統領府へ提出した。同代表は同時進行で、財務省や米大使館、国会などへ抗議運動を展開するという。MSTのデモとしては、過去 ...

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5月17日(火)  連立与党ブラジル労働党(PTB)のジェフェルソン下議配下の人物が郵便局内にリベート徴収システムを構築したと、新たな告発があった。政府は中銀総裁と社会保障相に対する告発で防御に精一杯のところ、新たな火の手が上がった。連邦監察庁と連邦警察から報告を受けたルーラ大統領は、PTBの党内問題として解決するよう要請した。 ...

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5月14日(土)  フォンテレス検事総長は十二日、ジュカー社会保障相に対してもアマゾナス銀行の公金横領事件で捜査許可を最高裁へ申請した。同相は閉業状態にあった同相所有のフランゴノルテに同銀行から融資を取り付け、融資の担保に幽霊農場七カ所を入れた。監督官がフランゴノルテの閉業を確認した後に融資金は支払われ、誰が支払いを許可したのか ...

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