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12月28日(火)  ミナス州ジヴィノ・デ・ラランジェイラ市のボドラ市長が米国への密入国を手引きする組織に関与していたことが判明した。同市は米国への密入国で有名なバラダレス市の隣町で、同市長はそこで旅行社を経営していた。密入国のあっせん料は一万ドルで、二千ドルが市長の取り分だった。同旅行社の職員がメキシコからの越境を手伝い、コネ ...

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12月25日(土)  二十三日に各地を襲った豪雨は、ミナス・ジェライス、エスピリット・サント、アマゾナス、南マット・グロッソ、サンパウロ州の五州に爪痕を残した。サンジョゼ・ド・リオ・プレット市は全市街が水浸しとなり、サンパウロ市は八カ所が水浸しのため通行止めに。エスピリト・サント州カショエイラ・デ・イタペミリン市では三人が生き埋 ...

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12月24日(金)  マット・グロッソ・ド・スル州の動物検疫局(IAGRO)は、パラグアイ国境のパラーニョ郡で飼育する牛五十五頭に口啼疫の疑いがあるとして精密検査を行うことにした。当局は疑惑の牧場が病原菌に感染した雄牛をパラグアイから購入したとみている。口啼疫の密告電話が十一月にあり、同州の検査では陽性反応はなかった。再度電話が ...

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12月23日(木)  上院は二十一日、二〇〇四/〇五年度収穫の遺伝子組み換え(GM)大豆の栽培を許可した暫定令を承認した。同暫定令は大統領の裁可を待つのみ。GM種子の生産企業が栽培者からロイヤリティーを取れるよう領収証の発行が求められ、〇六年一月だったGM大豆販売期限が百八十日延長された。      ◎  リオデジャネイロ市内の ...

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12月22日(水)  毎日六十三万人が乗降するチエテ・バスターミナルで、睡眠薬入りの清涼飲料水を飲ませ、被害者が昏睡状態になったところで携帯の荷物を盗む犯罪が横行している。被害者は十二月だけで十一人に上る。犯人は自分もバスの出発待ちのように振る舞い、被害者に近づき親しくなる。何げなくカバンから清涼飲料水を取り出して勧める。被害者 ...

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12月21日(火)  リオ州のレイス州議員(PMDB)が十八日夜、イタクルサー市の国道一〇一号線(リオ・サントス線)の歩道上で、死体となって発見された。遺族は政治的陰謀で同議員が殺害されたのではないかと疑い、情報提供者に五万レアルのお礼を払うと申し出た。息子によると、同議員は電話で脅迫されていたという。道路警察は、車にはねられた ...

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12月18日(土)  PTの上議連が最低賃金を一月から二百九十レアルで執行するように、ルーラ大統領へ進言した。五月には、三百レアルへ上げるという案。同案は労働者から大きな歓迎を受け、大衆効果抜群だという。大統領は乗り気だが、財政難で窮している地方自治体や労組の意見を聞いてから返答すると答えた。その後、パロッシ財務相と予算獲得で一 ...

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12月17日(金)  下院は十五日、報道審議会の設置案を否決した。根拠の不確かな報道を書き立て社会的撹乱を試み、政策の実施に支障を来すとして、同案は八月にルーラ大統領から上程されていた。連邦令には表現の自由が保障されている。報道の自由に何らかの制限を講じるのは連邦令に抵触するとして、野党や連立与党を含めた議員が反対票を投じた。報 ...

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12月16日(木)  PMDBのテメル党首は十四日、党員五人が党大会決議を無視したとして除籍届けを選挙裁判所へ提出した。五人はオリベイラ通信相とランド社会保障相、ベゼーラ社会保障院総裁、マシャード運輸相、ソウザ郵政相。一方、高等裁のヴィジガル裁判長は十二日の党決議を無効にした。連邦令に定めた党大会期日よりも早く開催されたため、決 ...

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12月15日(水)  ブラジリアの高級住宅区ラーゴ・スールで九日、マリア・C・デリゾラさん(一九)が使用人によって暴行殺害された。犯人は遺体を邸内の庭に埋め、何食わぬ顔で仕事を続けていた。父親は九日夕、娘の捜索願を警察へ提出。同邸宅を訪れた親族が異臭を嗅ぎ警察へ通報した。犯人は当日早朝、被害者が玄関へ出たところを捕らえ、庭木の茂 ...

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