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9月15日(水)  サンパウロ市警は十三日、ホームレス七人を殺害した容疑者二人の身元を突き止めた。一人は事件のあったセー広場近くの私道警備員、もう一人は近所に住む市警備員の伯父。身元は写真を見た証人の発言により確認された。サンパウロ市第一法廷のルイ・P・ジアス判事の捜査状を携え、市警は容疑者の自宅を家宅捜索し、血痕調査のため黒い ...

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9月14日(火)  サンパウロ市地下鉄公団の乗車二回券二百万枚が十日朝、グアルーリョス空港で盗まれた。公団は同日、同二回券を十八日まで無効と通告した。既に同券を購入し乗車した場合は、さらに一回乗車が可能。まだ乗車していない場合は別の券と交換する。盗難事件の数時間後、盗難券がセー広場で市販されていた。公団価格三・六〇レアルをセー広 ...

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9月11日(土)  首都第一コマンド(PCC)のメンバーが、グアルーリョス刑務所内でナイジェリア人服役者三十二人から外国語のレッスンを受けている。目的は携帯電話で仲間と連絡をとる際、監督官の分からない言葉で話し、当局の盗聴から逃れるため。メンバーらは外国語で脱走や窃盗、麻薬密売の計画を打ち合わせている。レッスンの授業料は、コーヒ ...

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9月10日(金)  タクシー運転手連続殺人事件の犠牲者の身元が八日に確認された。八月十二日以降行方不明となり、同月十八日にサン・ベルナルド市で死体となって発見された運転手が、ミナス州サンタナ・ド・スル市出身であることがわかった。これで六人の犠牲者の身元が判明、二人が未確認のまま。また同日、半年前リマ容疑者に顔と肩を撃たれたが、生 ...

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9月9日(木)  リオ州ヴァレ・ド・パライーバ市の国道三百九十三号線で七日午前五時ごろ、貸切バスがカーブで転倒し、子供を含む十一人が死亡、四十四人が重軽傷を負った。事故の犠牲者はサンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポ市の住民で、ミナス州グアラシアーバ市から帰る途中だった。車を避けようとしてコントロールを失ったと話す運転手は酒も ...

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9月7日(火)   今回地方選は市長や副市長、市議三十七万七千人が立候補、届け出た選挙費用が百六十三億レアルに達し、予想の二十倍になったと選挙高等裁が発表した。多くは資金もないのに、限度額一杯に金額だけ大きく届け出ている。届け出額を超過し、罰せられる例が多いからだ。最高はエスピリト・サント州の一市議、二億五千万レアル。最少はバナ ...

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9月4日(土)  タクシー運転手を六人射殺したとみられるアネストール・リーマ容疑者は殺害後、被害者は病院で治療中と遺族へ電話をしていた。連絡は全く虚言で後日、遺族は遺体と対面した。犯人は上聖のためミナス州からタクシーを乗り継ぎ、最後にポウゾ・アレグレで拾ったタクシーの運転手をサンベルナルドで殺害、遺棄した。犯人は路線バスの運転手 ...

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9月3日(金)  年金生活者のオルランド・フラガ(69)容疑者は三十一日夜、サンパウロ市北部イジエノポリス区ウラノ通りの自宅で妻を刺殺した。加害者は歩行困難のため、年金は妻が受け取り、全額を管理した。妻は再々鍋やホウキで夫を折檻し、体が不自由なため防御も逃げることもできなかった。台所包丁で妻をメッタ刺しにしたのは、長年の虐待によ ...

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9月2日(木)  連邦警察は、サンパウロ市で六人の路上生活者が殺害された事件の捜査に介入する。サンパウロ州当局の捜査の進捗状況が不明瞭で、市は不満の意を表していた。しかし、現在まで州当局が捜査に当たり、多数の供述書や証言を保管している。今後、平行捜査になるかどうかは微妙。連警の他、法務省や人権省なども納得の行く報告を求めている。 ...

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9月1日(水)   第2四半期の国内総生産(GDP)発表に先立ってルーラ大統領は三十日、カタピラー社五十周年記念の祝典で、ブラジル経済は上昇気流にあり、世界六位のGDPを達成するであろうと語った。補助金制度で過保護になった先進国農業は衰退し、ブラジルの出番が来る。ロシアが入ってG8になる前、ブラジルは八番目のGDPを保持していた ...

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