6月5日(木) PTのジェノイーノ党首が二日夜、危機一髪で誘拐拉致を免れた。党首が自宅前で乗車しようとしたところ、くしを忘れて戻った留守に武装した三人組が秘書と運転手を連れ去った。党首はTV番組に出演のため、自宅を出発するところだった。秘書と運転手はクレジット・カードや携帯電話を奪われた後、解放された。怪我はなかった。 ...
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東西南北
6月4日(水) リオ市の中・上流階級が住むバーラ・ダ・チジュカ地区で、二十七日未明、五十七歳の技術者が妻(四八)、娘二人(二二、一四)を射殺し、直後に自殺した。就寝中の妻に五発、下の娘に六発、上の娘に七発、顔や腹部に弾丸を撃ち込み、本人は風呂場で頭を撃ち砕いた。真の動機は謎だが、友人らによると、物静かで教養があった加害者は誘拐 ...
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6月3日(火) リオ州エスタッシオ・デ・サー大学内で起きた女子大生狙撃事件を捜査していたA・シャーガス刑事(四九)が三十日夜、射殺された。第六警察署所属の同刑事は、元サッカー選手ジャイールジーニョのパーティーに招待され、市警二人と友人一人とともに車で向かっていた。リオ市南部パイネイラス街道で不審な車二台に囲まれ、銃撃戦となった ...
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5月31日(土) 二十九日、大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ市で演説したルーラ大統領は、記念品として「ジョアン・フェラドール(鉄工)」の木像をプレゼントされた。漫画家ラエルテが一九八〇年代、ABC地帯金属工労組のマスコットとして描いたキャラクターで、スローガンは「きょうは機嫌が悪い」。だが木像には「きょうは調子がいい ...
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5月30日(金) バス労組がバス企業家からわいろを受け取ってストを起こしていた事件で、サンパウロ市の交通手段を管理するSPTransは、過去三年間の不法なバスストによる損害額が四千五十万レアルに及ぶと発表している。破壊されたバスは五百三十一台で、うち百二台は今年壊された。一方、拘置されているサンチアーゴ組合長は無実を訴えており ...
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5月29日(木) ルーラ大統領は二十七日、プラナウト宮で記者団に「一カ月前からダイエットを始め、六、七キロやせた」と打ち明けた。「毎日朝六時に起きて、妻と四・二キロほど歩く。体を大事にしています」。その証拠とも言えることがあった。ルーラ大統領は南大河州ペロッタス市伝統のお菓子をのせたお盆を渡されたが、大統領は一個も口に入れず、 ...
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5月28日(水) ナラ・レオン、ガル・コスタなどを指導した音楽教師、音楽プロデューサー、作曲家のアルミール・シェディアック氏(五二)が二十五日夜、リオ州ぺトロポリス市で顔を四発撃たれて死亡した。ガロチーニョ公安局長は殺害の動機を怨恨と述べた。容疑者の一人が二十六日に逮捕されたが、同人は被害者宅の近所で働いていた男が犯人だと供述 ...
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5月27日(火) サンパウロ市には四百五十のヘリポートがあり、この数はニューヨーク、東京に次いで世界で三番目に多い。金曜夜は企業の重役らが郊外の別荘に向かうため、ヘリコプターの離着陸がラッシュアワーを迎える。騒音は条例の定めた規制値を二倍近く超え、飛行機の飛行コースも妨害されている。民間航空局に登録された百五十六のヘリポートの ...
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5月23日(土) 二十三日午後、サンパウロ市が強風を伴う豪雨に見舞われ、各地で停電、倒木被害が出た。北部カンポ・デ・マルテ地域では午後一時二十分ごろ、風速八十キロを記録した。サンパウロ市防災庁の情報では、少なくとも二十一本の樹木が倒れたという。南部サウーデ区、カンブシー区、西部ブタンタン区、ラポーゾ・タヴァーレス街道二十キロ付 ...
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5月23日(金) 二十日夜、フランシスコ・モラット区の州立高校に軍警を名乗る人物が「学校で何か事件が起こる」と電話してきた。予告を聞いて中庭に出た教頭は五発の銃声を聞いた。頭巾をかぶった白人、中背、やせ型の男が学校に入って男子学生の頭部を撃って逃走した。同学生は死亡、もう一人の学生が流れ弾に当たって足を負傷した。犯行の動機は謎 ...
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