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5月8日(木)  本紙掲載の「宝くじ資金洗浄」疑惑で、疑われている当せん者の一人、ネイデ・P・プラーザさんは、「賞金六十二万三千六百八十レアルが多いと思う? わたしは夫の分も合わせて毎週五百レアルもかけているのよ」と検察庁の疑いを知って驚いていた。ほか三人の当選者は、「プライベートなことを話す義務はない」とコメントを避けた。ちな ...

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5月7日(水)  オザスコ第二拘置所の元拘留者が州議員に行った供述によると、十人以上の拘留者が拘置所を出、公用車を使って強盗や誘拐を働き、戻った後に利益を所長らと山分けしていたという。同拘置所の前所長は所長室にビールやピンガを入れた冷蔵庫を置き、部屋の鍵をかけて勤務中に拘留者や他の幹部職員と酒盛りをし、別の幹部職員はビールを清涼 ...

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5月6日(火)  サンパウロ州リメイラ市で二日、精神病患者の男(二五)が、両親を刺し殺し、弟二人を負傷させる事件があった。仲のいい一家で知られていた家で起きた事件は、近所の人々を驚愕(きょうがく)させた。男は「警察を呼んでくれ」と落ち着いた様子だった。警察が来た時、母親はまだ生きており、「息子は病気で自分が何をやったか分かってい ...

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5月3日(土)  ガロチーニョ・リオ州保安局長官は一日、「今月の犯罪発生率を一二%減らす」と言明。誘拐事件は年末までに昨年比五〇%減少を目指すと意気込んでいる。リオでは同日未明、麻薬組織関係のシャシーナ(大量虐殺事件)が起こり、五人が死亡。軍警派出所も機関銃で撃たれたという。      ◎  大サンパウロ市圏グアルーリョス市の商 ...

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5月1日(木)  サンパウロ州内の刑務所・拘置所の所長らが、犯罪組織PCC(首都第一コマンド)に脅迫されている。PCCは、刑務所内にいるPCCのメンバーが寝る場所もないほど満員の監房に放り込まれていることを不満に思っているという。刑務所の理想的な収容者数は平均六百人。定員オーバー状態は約九百五十人まで。それ以上は完全なパンク状態 ...

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4月30日(水)  二十八日、サンパウロ市西部の家屋で火災が発生、女性教師(五二)の死体が発見された。火の気が上がって直後、同家から出てきた女を道路警備員が捕まえ警察署へ連行した。女は二週間前にクビにされた家政婦で、最後の給料を受け取り行った。女は教師が殴りかかったとし、「正当防衛で首を締めた」と供述。その後、教師の遺体に火をつ ...

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4月29日(火)  サンパウロ州バウル市で二十四日夜、六歳の男の子が犬に襲われ、片方の耳たぶをかみ切られたほか、体の何カ所も傷を負った。事件当時、飼い主は犬を通りに放し、バールにいた。けがをした男の子は同飼い主に病院まで運ばれた。種類未確認で茶色の犬は襲った後に逃げ、二十五日時点でまだ捕まっていない。      ◎  カイロから ...

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4月26日(土)  サンパウロ市西部ラッパ地区に建設中の連邦警察新本部の拘置所は、現在マセイオー市に拘置されている『ベイラ=マール』の新住所になりうる。新本部はカメラで監視された特別監房を含む、先進的防護システムを備えるため。アラゴーアス州当局の圧力がもとで連邦政府が同囚人の移送を計画しているという。アウキミン州知事は永住には反 ...

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4月25日(金)  サンパウロ州タバプアン市で二十一日午後三時、三歳の女の子がサソリの毒による水腫が原因で死亡した。女の子は同日十一時ごろ洗濯場で遊んでいた時にサソリに刺された。救急病院に運ばれ、抗サソリ毒血清を打たれたが足の激痛は鎮まらず、別の病院に移された。そこでも嘔吐、眠気、激しい頭痛が治まらず、死に至った。医師によると、 ...

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4月24日(木)  九九年十二月にカンピーナス市の法医学研究所(IML)で紛失した三四〇キログラムのコカインがニセモノであった可能性を市警と検察庁の監察局が調査し続けている。本物は市警が押収した後、IMLに届けられる前に『粉のマリア』と呼ばれる密売人に戻されたという。二〇〇〇年、議会調査委員会(CPI)に喚問された証人は同密売人 ...

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