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東西南北

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2月21日(金)  サンパウロ州ロレーナ市の州立校で十八日、十四歳の少年が級友(一四)に殺害された。二人は以前から仲が悪く、この日もけんかとなった。級友は少年を殺すと脅し、学校の塀を飛び越え、ピストルを取りにいった。少年は級友の殺気に脅えて「早引けさせてほしい」と学校側に頼んだが許可されず、戻ってきた級友は廊下にいた少年を射殺し ...

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2月20日(木)  十七日にサンパウロ州各地を襲った豪雨で、死者五人を出したカンピーナス市では、濁流の中で必死に被害者を助けていた消防隊員一人(四二)が、救助活動中に心臓発作を起して入院していたが、十八日深夜、息を引き取った。これで同市の豪雨犠牲者は六人に上った。同市の雨量は過去百十二年間で最大だった。ヴァリーニョス市では十八日 ...

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2月19日(水)  十七日にサンパウロ州を襲った豪雨の最中、サンパウロ市北部で温かい光景が見られた。ジアーリオ紙のカメラマンが、洪水被害のひどかったペルス区で、七十三歳の女性が近所に住む八十四歳の友人の面倒を見ようと、腰まで水に浸かりながら友人宅まで歩いていく姿を撮影した。「友人は病弱で一人ぼっち。せめてそばにいてあげようと思っ ...

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2月18日(火)   米国が押し進めようとしている対イラク戦争の反対運動が十五日、世界各地の首都で行われ、数万人の参加する平和のデモ行進が実施された。サンパウロ市でも同日午後、約一万五千人がパウリスタ大通りMASP前に集合。市内各地を練り歩いてイビラプエラ公園へ向かった。グリーンピースや屋根なし運動、土地なし運動などの組織所属者 ...

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2月15日(土)  サンパウロ市西部の一般電話を担当するピニェイロス区のテレフォニカ電話会社が十三日未明、十五人の強盗グループに襲われ、総額二十五万レアル相当の物品が盗まれた。強盗二人が正面の門で門番を取り押さえて侵入。すぐ後トラックで残りの仲間もやって来た。約四時間後、トラック一台、フルゴン車二台、コンビ車一台、パソコン約九十 ...

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2月14日(金)  「誘拐犯罪の首領格逮捕」事件で、逮捕されたペドロ・シエシャノヴィッツ容疑者(四八)は、過去に八件の誘拐を実行し、身代金約百十万ドルを奪ったと供述した。以前受刑中に、企業家ジニス氏の誘拐犯からテロ技術を学び、刑務所脱走後に誘拐を始めたという。人質は企業家四人、元州議員の娘一人、母子の二人、企業家の娘一人、元下議 ...

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2月13日(木)  サンパウロ市の貧民街増加で、フォーリャ紙は各区での貧民街占拠地の比率を掲載した。最も貧民街の比率が大きいのは南部カッポン・レドンド区で一三・一五%。次いで、東部ヴィラ・ジャクイー区(一三・〇一%)、ラジェアード区(一一・一五%)となっている。貧民街の比率が一%未満の地区ばかりある場所は中心部のみ。       ...

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2月12日(水)  サンパウロ州リベイロン・プレット市内の中流階層の住宅ビルで八日、ボチジョン・デ・ガスが爆発し、門番二人が死亡した。ボチジョンはビルの地階に収納されており、爆発でポルタリアは破壊され、門番三人が五メートル先まで飛ばされた。警察は、ボチジョンからガスが漏れ、地階全体がまるで爆弾のような状態にあったとみて、「オザス ...

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2月11日(火)  サンパウロ市南部パレリェイロス区の農村地帯で九日未明、母親(二一)と息子(二つ)が感電死する事故があった。母子が住む家の近くの高電圧線が落雷で切れ、轟音を上げながらムチのように地面を叩き始めた。被害を恐れた母親は、子供をつれて隣りに住む義父の家へ避難しようとした。豪雨の中、母子は両家を分ける金網柵を越えようと ...

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2月8日(土)  サンパウロ州カンピーナス市で父親が走行中の車に乳児を投げつけた事件で、父親と母親の血液検査を行ったところ、コカイン麻薬の成分が発見された。両親が一歳の乳児に重傷を負わせたほか六歳の幼女にも危害を与えたことで、全国で衝撃的な事件として報道された。二人の精神状態が異常だった疑いもあり、一時期精神科病院で検査も受けた ...

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