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 ボルソナロ一家とPSLとの泥沼の対立がマスコミの話題をさらっている間に、最高裁では17日から、注目の「2審有罪で刑執行か否か」の審理がはじまった。この審理を巡っても早くも緊張感が高まっており、ボルソナロ大統領が大統領官邸に刑執行反対派の判事を招いた他、元陸軍司令官のヴィラス・ボアス氏が、昨年のルーラ元大統領への人身保護令適用か ...

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 ボルソナロ大統領とPSLとの対立が話題を呼ぶここ数日だが、その一方で、民主労働党(PDT)の下議4人、ブラジル社会党(PSB)の下議3人が15日に離党を発表した。理由は、左派政党の間で義務付けられていた「社会保障制度改革への反対」という約束を破って賛成票を投じ、党内で迫害されたためだ。彼らは「不当な理由で追い詰められた」と主張 ...

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 15日のPSL党首ルシアノ・ビヴァール氏への連警による家宅捜査は、同氏とボルソナロ大統領の仲を決定的に引き裂く原因になりかねない。一部情報によると、大統領長男のフラヴィオ上議、三男のエドゥアルド下議がボルソナロ氏のPSL残留に向けて工作をはじめているなどの報道もあった矢先。政治家にとって警察の捜査を受けることは、大きな屈辱と映 ...

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 13日に行われたイルマン・ドゥウセの列聖式は、彼女が生前から有名人で国民にもなじみのあったことや、「ブラジル人最初の女性聖人」「歴史上、世界で3番目に早い聖人化」など話題性も大きかったことから大きく報じられた。ただ、宗教の宗派が違うと扱い方も異なるもので、福音派のウニベルサル教会のエジル・マセド大司教が会長を務めているレコルデ ...

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 ボルソナロ大統領と社会自由党(PSL)との関係がきわめて微妙なものとなっており、ボルソナロ氏がバンデイランテス局の人気ニュースキャスターで、民主党(DEM)党員のジョゼ・ルイス・ダテナ氏を来年のサンパウロ市市長選に擁立することに興味を示している。ボルソナロ氏はPSL内で出馬の意向を示していたジョイセ・ハッセルマン下議らには何も ...

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 ボルソナロ大統領のPSL離党問題は、これから来年に向けて、不確定な要素を一気に増やしている。まず、大きな問題となるのは来年の全国市長選だ。市長選は各政党にとり、大統領選や知事選に次ぐ意味を持つが、仮にそれまでにボルソナロ氏の新政党への移籍が完了したとしても、統一地方選挙で新政党に当てられる援助額は少ない。一方、PSLは多くの資 ...

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 本日付で報じた、ボルソナロ大統領と所属政党のPSLの対立問題で、9日午後、「ボルソナロ氏、PSL離脱」との報道が一斉に流れた。同党のルシアノ・ビヴァール党首が「ボルソナロ氏が何を持ち出そうと勝手だが、我が党の威厳は持ち出せない」「党のことは忘れろと言ったんだ。彼は忘れられた」「もう、わが党とは何の関係もない人物だ」と、かなり深 ...

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 サンパウロ州保安局がまとめたところによると、1~8月のサンパウロ市内での強盗件数は、前年同期比で2・31%減ったが、南部のシダーデ・アデマールにあるヴィラ・ジョアニーザ署管内では44・96%、東部ヴィラ・アルピーナ署管内では36・86%のように、件数が急増した地域もあるという。保安局は、この2署では計598人が逮捕されたと主張 ...

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 6日、ポルトガルで議会選挙があり、アントニオ・コスタ首相の左派・社会党が、2015年の選挙より議席を大幅に増やして圧勝した。15年の選挙での社会党は第2党だったが、連立で逆転して政権を奪取。コスタ政権の経済安定策などが評価され、今回は同党が第1党となった上、連立では6割近くを占める圧勝振りだ。なお、同国の選挙で、極右政党とみな ...

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 3日、パリの市議会がルーラ元大統領を名誉市民にすることを承認した。同市議会はルーラ氏を、「ブラジルにおける社会的かつ経済的な不平等を減らすことに貢献した」という名目で推薦しており、それが認められた。同市のアンヌ・イダルゴ市長も、「3千万人にも及ぶブラジル国民を極貧から救った」と賛辞を送っている。フランスとブラジルとの関係は、ア ...

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