ホーム | コラム | 東西南北 (ページ 66)

東西南北

東西南北

 ボルソナロ大統領は25日、2019年は夏時間を行わないという大統領令に正式に署名した。ブラジルの夏時間の採用は1931年と古く、1985年~2018年は、途切れることなく実施されてきた。夏時間は電力消費の節約を目的としており、国民からは実施取り止めに反対する声も少なくないが、夏時間による節電効果は年々薄れてきているというデータ ...

続きを読む »

東西南北

 本日付で報じた、文化支援法のルアネー法改正に関し、同法の生みの親のセルジオ・パウロ・ルアネー氏が不満を覚えている。現在85歳の同氏は、コーロル政権下の1991年に文化局長として同法成立に尽力した。「6千万レアルだった上限額が100万レアルになるなど、理屈が通っていない。ブラジルの文化は苦しい局面を迎えることになるよ」と苦言を呈 ...

続きを読む »

東西南北

 昨日付でも報じた、アミウトン・モウロン副大統領とボルソナロ大統領の次男カルロス氏との対立がまだ続いている。24日午前、カルロス氏は自身のツイッターで、モウロン氏が2週間前、米国での講演会に「国際問題を理論的かつ穏便に行う人」の代表として呼ばれたことを批判した。これに関してモウロン氏は何も返答しなかった。一方、父のボルソナロ氏は ...

続きを読む »

東西南北

 22日午後、サンパウロ州モンガグアーの電車の線路近くの溝の中から、17日から行方不明になっていた6歳のカウアネ・クリスチニ・ソアレス・ロドリゲスちゃんの遺体が発見された。カウアネちゃんは17日未明、就寝中に姿を消した。警察は28歳の路上生活者の男性を逮捕。男性は既に殺害を自供している。カウアネちゃんは廃屋を改造した自宅で寝てい ...

続きを読む »

東西南北

 今年は「チラデンテス」と重なってしまったパスコア(イースター、復活祭)。国際的には、スリランカでキリスト教徒を標的にしたと思しきテロが起きて300人近くが犠牲となったため、この日行われたローマ法王の演説も「危機の終焉」を訴える重いものとなった他、ブラジルでも、1月に起きたミナス・ジェライス州ブルマジーニョ鉱滓ダム決壊事故の救出 ...

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ市のブルーノ・コーヴァス市長が、マルジナル・ピニェイロスのカステロ・ブランコ方面への高速レーンでのバイクの走行を全面的に禁止する意向を表明した。同道での交通事故の死者を減らすためで、5月までに有効となる見込みだ。インテルラゴス方面は来年から、同様の措置をとるという。また、市内でも特に事故が多い五つの地域の制限速度を時 ...

続きを読む »

東西南北

 17日付アゴラ紙に、サンパウロ市南部ジャルジン・アンジェラのバス・ターミナルでは、鳩の糞があまりに多く、利用者からの苦情が相次いでいる、という記事が大きく掲載された。文字通り、きれいな話ではないが、この件の場合、問題なのは清掃の大変さや外観よりも、それらの糞が人々に病気をもたらす可能性があるということ。利用者が具体的に何らかの ...

続きを読む »

東西南北

 15日に起きたフランスのノートルダム寺院の火災は、全世界に衝撃と悲しみをもたらした。速報映像で映し出される炎上シーンはかなりショッキングなものだったが、中央の塔や天井は焼失したもの、建物の大半は難を免れたという。この火災に対してボルソナロ大統領は、「多くの人々が心のよりどころにするカトリックの教会が焼けたことは非常に残念だ」と ...

続きを読む »

東西南北

 15日付現地紙によると、スピード違反などの交通違反を判定するためのレーダーのある高速道では、設置された前と後とで交通事故の死者が21・7%減少していたことが判明したという。さらに、レーダーのついた高速道の72・8%で、死者が減っていることも明らかになっている。ボルソナロ大統領はすでに8千個にも及ぶレーダーの契約更新を行わないと ...

続きを読む »

東西南北

 ダッタフォーリャが2~3日に行った最新調査で、国民の3分の1がベネズエラの政治的、社会的危機について知らないことがわかった。同国の問題は現地紙でも連日のように報じているもののひとつだが、35%が知らないという。また、仮に同国のマドゥーロ政権に対して軍事介入を行うとなった場合、「ブラジル軍を派兵すべきだ」と考えている人は43%で ...

続きを読む »