9日付けエスタード紙の表紙には「過去から学ばない国」という強烈な見出しが躍っていた。これは、フラメンゴの宿泊所火災のことのみならず、1月に起こって現在まで165人の死が確認されているブルマジーニョの鉱山ダムの決壊事故、昨年のリオ国立博物館の火災、2013年に242人の死者を記録したリオ・グランデ・ド・スウ州のライブハウス「KI ...
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8日のブラジルメディアのニュースは、本頁でも報じたフラメンゴの養成所での火事が独占したが、「さもありなん」というところだ。ブラジルの場合、サッカー選手は一番の「夢の職業」であり、しかも、国内で最も人気あるチームの養成所となれば、全国から精鋭中の精鋭が集められる場所だ。日本で言うなら、さしずめ「全国の中学から特待生を求める高校野 ...
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昨年11月におきたマルジナル・ピニェイロスの高架橋の一部が2メートルも崩落して以来、サンパウロ市内の高架橋の状態が心配されている。市が発表したところによると、市内で185ある高架橋のうち、この10年以内に改修工事を行なった橋はわずか16しかない、つまり全体の1割にも満たない数しか行なわれていなかった。その改修された橋の中でも、 ...
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大サンパウロ市都市圏のマウアー市で3日夜、医療プログラム「マイス・メジコス」でキューバから派遣され、結婚してブラジルで生活していたライディス・ソーザ・ウジョアさん(37)が、警備員の夫(45)に殺害される事件が起きた。ダイウトン・フェレイラ容疑者は2人が暮らしていた家の中で、ライディスさんをドライバーで10回ほど刺して刺殺。そ ...
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サンパウロ市は1月に大雨により記録的な倒木が記録されたと報じたばかりだが、今月初の大雨を記録した4日未明から午前にかけて、ほんの数時間だけで市内で32本の倒木を記録した。また、今回の雨はサンパウロ州のほかの地域にも強い影響が及び、サントスなど海岸部では、今回の雨だけで2月に見込まれる月間平均雨量を超える分量が降った。また、リベ ...
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4日からサンパウロ市の公立校の授業が再開しているの一方で、教員たちがストを行なうとの噂が流れはじめている。今回、彼らが意図するストは、給与というよりも、社会保障制度改革を意識したものになりそうなので、こじらせると大問題になりかねない。さらに市の保健機関や地下鉄の職員らもストをほのめかしはじめている。いずれも市民の生活と密着に結 ...
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ここのところ、ボルソナロ大統領や同大統領が抜擢した大臣たちと異なる見解を語って話題となっているアミウトン・モウロン副大統領が、グローボ紙への取材で「あくまでも政府でなく自分の意見」としながらも、「中絶は女性の権利だ」と語っていたことが明らかになった。この言動をめぐり、熱心なボルソナロ信者の中からは「モウロン氏はコミュニストにな ...
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今日1日から連邦議会が再開。政界の1年が本格的にはじまるが、ボルソナロ大統領の長男のフラヴィオ氏も上院議員としての職につく。リオ州議員時代の幽霊職員採用並びに元運転手ケイロス氏への多額の支払や、リオの民兵犯罪組織(ミリシア)との関わりなどへの疑惑が持たれている中、「上議辞退」を求める声は支持者やボルソナロ政権内部からも浮上して ...
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30日付フォーリャ紙によると、ボルソナロ政権内で、ボルソナロ大統領が不在中にアミウトン・モウロン副大統領が代行をつとめたときに行った言動に対し、批判があがっているという。中でも、ボルソナロ家の息子のひとりは、「モウロン氏は大統領になる準備をしている」と2人の人物にもらしたとか。もっとも、モウロン氏の場合、イスラエル大使館の場所 ...
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28日にサンパウロ市アルベルト・アインシュタイン病院で行われたボルソナロ大統領の大腸縫合手術の詳細は以下のとおり。手術は8時30分からで、当初は3~4時間と見られていたが、実際には15時30分に終わり、7時間かかった。当初は大腸と大腸を繋ぐ予定だったが、血流が確保しやすく、回復が早いとの判断で、小腸と大腸を繋ぐ手術となった。術 ...
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