大統領選のキャンペーンが本格化して以来、連日のように国内のメディアをにぎわすボルソナロ氏が、米国メディアの注目も集めはじめている。だが、その論調はかなり驚いている様子だ。数カ月前までは同氏に関して楽観的な報道を行ってきた経済大手のエコノミスト誌は、同氏の副候補が「テメル政権への軍事介入を辞さない」と発言した陸軍元大将のモウロン ...
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先日、アルゼンチンの議会で法案を変更するか否かが問われるなど、国際的な話題でもある妊娠中絶問題。このニュースは同国の現状と似た法律を持つブラジルにも影響を与え、抗議運動をする人たちも出現した。だが、ダッタフォーリャの最新調査では、「現行のままでよい」とする意見が男性58%、女性59%で、ほぼ6割が現行法に賛成していることがわか ...
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22日本欄でも報じた、フォーリャ紙編集長のオタヴィオ・フリアス・フィーリョ氏の死去が、大きな反響を呼んでいる。自身の父が先代の経営者でもあったフォーリャ紙は、21日付紙面の9頁を同氏の追悼に割き、ライバルのエスタード紙も1頁を割いて、はなむけとしている。同氏の功績としては、軍政末期に民主化運動「ジレッタス・ジャー」を促進したこ ...
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大統領選もそろそろ本格的になりつつある昨今だが、調査団体CNT/MDAが発表した最新世論調査だと、ルーラ氏の支持率が37・3%で、2位のジャイール・ボルソナロ氏の18・8%に倍近い大差をつけて1位となった。これはルーラ氏の出馬登録が行われた直後のアンケートだったことが大きく、同団体の前回の調査よりも5ポイントも上がっていた。ル ...
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先週からテレビでの選挙の討論会がはじまったが、16日はバンデイランテス局が複数の州で知事選の討論会を行った。サンパウロ州では7人の州知事候補が集まり、討論を行ったが、支持率で競り合っているジョアン・ドリア氏(民主社会党・PSDB)とパウロ・スカッフィ氏(民主運動・MDB)の2人が、直接的に絡む場面は見られなかった。この日、もっ ...
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7月開通との話が8月になり、月半ばにして情報が途絶えていたサンパウロ市地下鉄5号線の4駅について、サンパウロ州運輸局のクロドアウド・ペリッシオーニ局長が16日、ラジオのジョーヴェン・パン局の取材で「最悪でも1カ月以内に開通」と答えた。それによると、現在、懸案となっているのが1号線との連結駅となるサンタクルス駅で、確認事項が多い ...
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14日、イタリアのジェノヴァで橋が落ち、15日までに39人が死亡した事故は世界的に報じられた。ブラジル紙でもショッキングな写真つきで伝えられたが、その橋を建設した企業は、ブラジルの高速道建設にも関与しているという。その企業はイタリアのアトランティア社会で、ブラジル企業のベルチンと「ABコンセッソンエス」というコンソーシオを組み ...
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大統領候補のジャイール・ボルソナロ氏が雇っていた「架空の議員職員」とされる人物で、同氏の家庭内労働者の家族とされるヴァルデリセ・サントスさんが、つい最近、解雇されていたことが判明した。彼女はリオ州内でアサイーの店を経営する人物で、ボルソナロ氏の疑惑は今年1月に浮上。以来、この件は忘れられた形となっていたが、9日のバンデイランテ ...
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このところ、サンパウロ大都市圏内では、携帯電話を目当てにした、青少年に対する強盗殺人が相次ぎ、問題となっている。9日夜にはサントアンドレで、通学途中のパウラ・デ・フレイタス・シウヴァさん(18)が、近づいて来た強盗に携帯を差し出したにもかかわらず、胸を撃たれ、死亡した。翌10日にはサンパウロ市北部フレゲシア・ド・オーで、ロベル ...
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本面で報じたように、いまひとつ盛り上がりに欠けた9日の大統領選のテレビ討論会。だが、その参加者中、ツイッターで最も話題になったのは、ボルソナロ氏でもアウキミン氏でもなく、泡沫候補のカボ・ダシオロ氏だった。「パトリオッタ(愛国者)」党候補の同氏は、話の中で頻繁にイエス・キリストの名前を出し、聖書の一説を読んだ上、「この国が今直面 ...
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