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東西南北

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 前回の自国開催から早いものでもう4年。本日からサッカーのW杯がはじまるが、その直前にサンパウロ州地裁は、サンパウロ市議会が通過させていた、大きな音を出す花火の使用などを禁止する法案を差し止める暫定令を出した。この法案そのものが通過したのは5月で、法案が有効となるのは90日後なので「W杯が終わってから施行」とも見られていたが、こ ...

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 12日は「恋人の日」だったブラジル。他の国では2月14日のバレンタイン・デーがそれにあたるのに、なぜブラジルだけ違うのか。その疑問に同日付G1サイトが答えているが、なんとジョアン・ドリア前サンパウロ市市長と同名の同氏の父が絡んでいるという。それによると、1948年、当時、サンパウロ市の大手広告会社社長だったドリア氏の父は、毎年 ...

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 本頁で報じているダッタフォーリャの調査ではテメル政権に関する調査も行われている。それによると、国民のテメル政権不支持率は82%にも及んでいることがわかった。さらに、「経済状況は悪化している」という意見も72%に達している。テメル政権としては、「景気は回復した」として、前財相のエンリケ・メイレレス氏を大統領選に出馬させる意向だが ...

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 軍が治安に介入して以降も動乱が収まらないリオ市で、7日未明に悲劇が起こった。軍警のドウグラス・フォンテスさんさん(35)が、車で恋人を家まで送る途中、車を狙った5人組の強盗に囲まれ、軍警だとわかったために殺されたのだ。さらに、知らせを受け、別れた夫と共に法医学研究所に出向いた母親のマリア・ジョゼさん(56)も、息子の遺体を確認 ...

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 7日付アゴラ紙によると、サンパウロ市の苦情受付課が18年4月に受けた苦情の数が過去最高の2824件を記録したという。4月はちょうど、ジョアン・ドリア氏からブルーノ・コーヴァス氏に市長が変わった時期だが、苦情はそうした人事とは関係なく、「樹木の手入れ不備」(309件)を筆頭とした木の問題や、道路の穴、雨の際の灌漑、ゴミ散乱などの ...

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 母の日に、サンパウロ州スザノ市の小学校前で、母の日のイベント参加のために集っていた生徒や父兄を守ろうとして強盗を射殺した軍警のカチア・サストレさんのことは、賛否両論を巻き込んで大きな話題を呼んだ。「母親としての見本」と賞賛する一方、「映像で確認しても殺す必要まではなかった」とする声の両方だが、称賛派の人がカチアさんを10月の下 ...

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 4日、サンパウロ市地下鉄は、現在工事中の地下鉄5号線に関して、AACDセルヴィドール駅、サンパウロ病院駅、サンタクルス駅、シャッカラ・クラヴィン(CK)駅が7月中にも開通する、との発表を行った。これらは、4日に通常操業となった同線モエマ駅以東の駅で、サンタクルスで1号線、CK駅で2号線と連結するようにもなる。これまで市南西部に ...

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 もうすっかりトラックストも過去のものになりつつあるブラジルだが、先週末、「4日に再びトラックスト敢行」との噂が飛び交った。トラック運転手のワッツアップで浮上したようだが、連邦政府側はそれが「嘘の情報」とした上で、様子を見守る方針をとった。その情報だと、「ストを行いたい運転手たちはブラジリアのマネ・ガリンシャ・スタジアムへ集合せ ...

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 週を明けたころは依然として国民も熱烈に支持していたはずのトラックストは、5月31日の祝日前には急速に勢いを落とし、今となってはあれが嘘のように、急速に熱気が冷めている。それもひとえに、国民の純粋な燃料値上げ反対の気持ちを裏切った過激派など、ストを利用した人たちのせいだ。あとに残ったのは、僅かばかりのディーゼル油の値下げと、それ ...

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 トラック・ストで起きていた混乱はゆっくりと回復しつつあり、国民としては一安心。これに伴い、開催が心配されたサンパウロ市の二つのイベントも無事開催されることになった。ひとつは「イエスの行進」で、これは本日行われる。行進は午前10時にセントロのルス駅からはじまり、サントス・ドゥモン大通りを経てサンターナまで北上。その後はエロイス・ ...

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