21日付現地紙の表紙は、昨日付本面でも報じた、サンパウロ市政界の大御所パウロ・マルフ氏がサンパウロ市の連邦警察から法医学研究所に連れて行かれたときの写真で独占された。マルフ氏は杖を突き、連邦警察官に腕を抱えられて身体検査に向かった。この姿を見て、「これは真実なのか、演技なのか」が気になるところだ。実際、86歳とかなり高齢だから ...
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東西南北
19日はサンパウロ市政界に激震の走った1日だった。2代前の市長のジルベルト・カサビ氏がオデブレヒトからの収賄疑惑で検察から訴えられたのもそうだが、なんといっても、サンパウロ市政界に半世紀近くにわたり君臨してきた大御所パウロ・マルフ氏に刑執行命令が遂に下ったのだから。「セニョール賄賂」とも呼ばれる同氏は、ほぼ同世代のジョゼ・サル ...
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もう既に来年に先送りになってしまったブラジルでの社会保障制度改革。JBSショックさえなければ通過しそうだったことを考えると、簡単に行きそうだったことが一転して、随分至難の業の域になったものだ。だが、同様の社会制度改革案が国民からの強い反対にあい続けてきたお隣のアルゼンチンでは18日、なんとか議会で通過させることに成功した。もっ ...
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国家衛生監督庁(ANVISA)は15日、タバコに付帯する包み紙の警告写真をより過激なものにするとし、18年5月から新たな写真の利用をはじめると発表した。タバコの包装には従来も、病床の人や喫煙が原因で起きる身体異常などの写真を使われていた。今回採用される写真は、これまで通りに「死亡」「性不能」などをイメージするものだが、役者の演 ...
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サンパウロ市~パラナ州クリチーバ間をつなぐ高速道として知られるレジス・ビッテンコート高速道の最後の複線化工事が終了し、来週にも正式に使用される見通しだという。この高速道はかねてから交通事故による死者が多い道路として知られていたが、このたび、349キロ~353キロ、356キロ~351キロ間の合計約10キロほどで、複線化工事が終了 ...
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クリスマスが近づき、ショッピング・センターなど様々なところでサンタクロースを見かける機会も増えているが、そんなときに起こるべきことではないことが起きた。10日、サンパウロ州イタチーバでサンタクロースがアメを配っていたところ、途中でアメがなくなったため、9~12歳の子供7人ほどが腹を立てて後を追い、もらったアメや石を投げつけたの ...
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ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長が、バス代の値上げを検討しはじめているという。2017年1月の就任当時は、今年1年のバス代の値上げを行わないと宣言し、ただでさえ高かった人気を押し上げる理由のひとつにもなっていたが、1年経ってみると状況も違うようだ。ただ、大統領選出馬への色気で州外や国外でも宣伝活動を行った結果、「市の仕事をな ...
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10日、サンパウロ市西部イタイン・ビビにあるジャニオ・クアドロス・トンネルで、トンネルの手前に設けられた、進入規制のための梁(はり)にバスがぶつかり、そのショックで約1・5トンの梁が落下、後続の乗用車の上に落ちる事故が起きた。幸いにも直撃したのが後部座席であったために、乗用車を運転していた看護婦は負傷せずにすんだが、車の屋根は ...
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アウキミン・サンパウロ州知事が党首に選ばれた民主社会党(PSDB)の党大会では、党重鎮のカルドーゾ元大統領もスピーチを行った。元大統領はそこで、「私はルーラ氏が監獄に入るのを見るより、我が党候補が彼に大統領選で勝つ姿を見たい」と語った。これは、解釈の仕方によっては、ルーラ氏が現在係争中の裁判で有罪となっても、最後まで出馬を目指 ...
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今日9日は、本紙でも繰り返し報じてきたように、民主社会党(PSDB)の全国党大会が開催される。仮に、ここで何の波乱も起こらず、予定通りにことが進めば、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事が新党首に選ばれることが有力視されている。一応、アマゾナス州マナウス市長のアルトゥール・ヴィルジーリオ氏が対立候補として出馬する予定だが、 ...
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