沖縄の古典音楽の継承・普及を図る野村流音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)が、このほど6冊目の記念誌となる『創立60周年記念誌』(A4版、60頁、日ポ両語)を刊行した。 1923年に創立した同流派は、沖縄県内に40余支部3千余人、ハワイ、北南米の各支部をあわせると5千人以上の会員を擁する。1954年、当時の協会会長・池宮喜輝 ...
続きを読む »音楽
「音楽で日伯の国際交流を」=大阪ジュニアバンドが公演=サンパウロ市との姉妹都市45周年
サンパウロ・大阪姉妹都市提携45周年を記念して大阪ジュニアバンドが来伯し、17日にサンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会の小講堂で演奏会を行い、約200席が満席になった。 同バンドは10歳から15歳までの約150人の小、中学生で編成され、5、6年に一度の割合で海外公演を行っている。今回はその中から楽器、バトン(ダンス)合わせて ...
続きを読む »野村流音楽協会=60周年記念祭典を3日
野村流音楽協会ブラジル支部(知念直義支部長)が『野村流音楽協会ブラジル支部創立60周年記念祭典・師範免許伝達式』を、8月3日午後2時から沖縄県人会館(Rua Tomas de Lima, 72, Liberdade)で開く。入場無料。来場者には60周年記念誌が配られる。 カンピーナスやカンポ・グランデからも会員が駆けつけ、出演 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■子どもにブラジル音楽を=飯田茂樹さん(56、静岡)
「ブラジルのことや日系人をもっと知りたい。それが子どもに伝えるためのエネルギーになる」。日本で民族音楽を教える合間、ナタルで開かれたサッカー日本代表戦を観戦するため、23年ぶりに当地を訪れた。 クラシックピアノを嗜んでいた飯田さんは、大学卒業後にインドネシアのバリ島に音楽留学。その後、西アフリカと当地で民族音楽を学び、東京都渋 ...
続きを読む »伝説のバンド、イラ!復活=今年の「Vクウトゥラル」の目玉
5月17日の夕方から18日にかけて、サンパウロでは市恒例の文化イベント「ヴィラーダ・クウトゥラル」が開催される。毎年この日は、音楽などを求めてサンパウロの中心部を何万人もの人たちが一晩中歩き回るほどの賑わいとなるが、今年の目玉のひとつは17日18時からの開幕を、サンパウロが誇るロックバンド、イラ!(IRA!)が2007年の解散 ...
続きを読む »Jロドリゲスが急死=60年代のMPB大物歌手
60年代のエリス・レジーナとの共演などで知られる歌手、ジャイール・ロドリゲスが8日、サンパウロ州コチアの自宅で急死した。8日付伯字紙サイトが報じている。 1939年サンパウロ州イガラパーヴァ生まれのジャイールは50年代末から歌手活動を開始。62年のサッカーW杯チリ大会のテーマソングとなった「ブラジル・センサショナル」「マレシャ ...
続きを読む »カイーミ生誕100周年=音楽史上に残る大作曲家=バイア男の生活と海を歌う
4月30日はブラジルが生んだ歴史的な作曲家、歌手として知られるドリヴァル・カイーミ(1914~2008年)の生誕100周年にあたる。それを祝し、エスタード紙は27日付の文化欄「カデルノ・ドイス」で7頁にわたる特集記事を組んだ。 特集の最大の見ものは、ジャーナリストのズーザ・オメム・デ・メロ氏がブラジル音楽の批評本「ア・エラ・ドス ...
続きを読む »歌手青木カナさん=音楽通して日伯つなぐ=20周年記念ライブ開く
ニッケイ新聞 2014年4月2日 来年1月にブラジルでの音楽活動20周年を迎える青木カナさんが、先月26日にサンパウロ市ベラビスタ区のライブハウスでライブを行った。老若男女約100人が来場し、明るい歌声とユーモアあるトークを楽しんだ。 1995年に渡伯し、サンパウロ州立音楽大学の声楽科に入学。苦学の学生時代を経て、99年に同州ア ...
続きを読む »ボサノバ名盤5枚が復刻=世界的ブームから50年
ニッケイ新聞 2014年3月26日 「イパネマの娘」の世界的大ヒットから50年を迎えるブラジルだが、それにタイミングを合わせたような企画が進行している。この4月、5枚のボサノバの名盤が、昔なつかしいLPサイズのアナログ盤として国内で再発される。 ブラジルでも、「アナログ盤による名作復刻」の流れがないわけではなかった。だが、日 ...
続きを読む »日伯音楽交流のパイオニア=ドラマーのラッチーニョ氏逝く
ニッケイ新聞 2014年3月22日 日伯音楽交流に最も顕著な活動をしてきたブラジル人ドラマーが、サンパウロ市のマンダキ病院で17日に亡くなった。このニルソン・アルカンタラ・ペレイラ氏は「ラッチーニョ」の芸名で親しまれていた。日本のブラジル音楽評論家の故大島守、元在サンパウロ総領事館員坂尾英矩の両氏と親交が深かった関係で、日伯間交 ...
続きを読む »