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食・音楽

忍者が帽子をかぶっていたら、脱帽 居酒屋『きときと』

シチューのようなビーフカレー

 ズバリ結論から言うと、この4年間で訪れたサンパウロ市の日本食店の中では、ベスト3に入るうまさだった。もし忍者が帽子をかぶっていたら、脱帽ものだ。 南米だけにエクアドルの首都を連想させる「きときと」という名前にも惹かれ赴いた。雰囲気は居酒屋というより洒落たカフェ。小笠原出身の30代の兄妹が経営している。「きときと」は富山方言で「 ...

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伝説のバンド、イラ!復活=今年の「Vクウトゥラル」の目玉

 5月17日の夕方から18日にかけて、サンパウロでは市恒例の文化イベント「ヴィラーダ・クウトゥラル」が開催される。毎年この日は、音楽などを求めてサンパウロの中心部を何万人もの人たちが一晩中歩き回るほどの賑わいとなるが、今年の目玉のひとつは17日18時からの開幕を、サンパウロが誇るロックバンド、イラ!(IRA!)が2007年の解散 ...

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Jロドリゲスが急死=60年代のMPB大物歌手

 60年代のエリス・レジーナとの共演などで知られる歌手、ジャイール・ロドリゲスが8日、サンパウロ州コチアの自宅で急死した。8日付伯字紙サイトが報じている。 1939年サンパウロ州イガラパーヴァ生まれのジャイールは50年代末から歌手活動を開始。62年のサッカーW杯チリ大会のテーマソングとなった「ブラジル・センサショナル」「マレシャ ...

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謎の老舗日系レストラン『SATO』

迷品のラーメンと刻みネギがのるカレー

 これはバールなのか、レストランなのか――それが問題だ…。一説には600以上も日本食を出す店がサンパウロ市にはあるといわれる中でも、バール的店舗は珍しい。50種のメニューには「果たして日本食かと首をかしげるものがある」と聞き、怪しい一品を食すべく早速出動だ!  店の看板メニューには「KARE RAISU」の文字! 英語のRice ...

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カイーミ生誕100周年=音楽史上に残る大作曲家=バイア男の生活と海を歌う

4月30日はブラジルが生んだ歴史的な作曲家、歌手として知られるドリヴァル・カイーミ(1914~2008年)の生誕100周年にあたる。それを祝し、エスタード紙は27日付の文化欄「カデルノ・ドイス」で7頁にわたる特集記事を組んだ。 特集の最大の見ものは、ジャーナリストのズーザ・オメム・デ・メロ氏がブラジル音楽の批評本「ア・エラ・ドス ...

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メキシコ、タイ、イタリア、ブラジル4カ国ミックス料理『Oba』

素朴で感じの良い店内

 次なるターゲットを求めてネットサーフィンしていたら、食指を惹かれる1店が。店名はブラジルっぽくて耳に残る『Oba』。メキシコ、タイ、イタリア、ブラジル料理と随分手を広げているが、お味はいかに? さっそく行って確かめるべし!  地下鉄コンソラソン駅からテクテク歩くこと10分。素朴な概観の同店は、内装もカラフルで手作り感あふれてい ...

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〃老舗〃フェイジョアーダ専門店 『ボリーニャ』

ボリーニャ

 ブラジルを代表するおいしい料理といえば、何といってもフェイジョアーダ。えっ、典型的すぎる? いやいや、多国籍料理も良いけれど、やっぱり定番は郷土料理でしょ。昔の日本移民は最初食べられなくて困ったとの話も聞くが、西洋料理になれた現代の日本人には抵抗はない。むしろ異国の料理なのに、なぜかお袋の味みたいでホッとする。 というわけで〃 ...

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歌手青木カナさん=音楽通して日伯つなぐ=20周年記念ライブ開く

舞台で熱唱する青木さん

ニッケイ新聞 2014年4月2日 来年1月にブラジルでの音楽活動20周年を迎える青木カナさんが、先月26日にサンパウロ市ベラビスタ区のライブハウスでライブを行った。老若男女約100人が来場し、明るい歌声とユーモアあるトークを楽しんだ。 1995年に渡伯し、サンパウロ州立音楽大学の声楽科に入学。苦学の学生時代を経て、99年に同州ア ...

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ボサノバ名盤5枚が復刻=世界的ブームから50年

ニッケイ新聞 2014年3月26日  「イパネマの娘」の世界的大ヒットから50年を迎えるブラジルだが、それにタイミングを合わせたような企画が進行している。この4月、5枚のボサノバの名盤が、昔なつかしいLPサイズのアナログ盤として国内で再発される。  ブラジルでも、「アナログ盤による名作復刻」の流れがないわけではなかった。だが、日 ...

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日伯音楽交流のパイオニア=ドラマーのラッチーニョ氏逝く

日本でのブラジル音楽普及パイオニア4人(左より坂尾、ニルソン、小野、大島。1984年東京小野リサのアパートにて、写真提供=坂尾)

ニッケイ新聞 2014年3月22日 日伯音楽交流に最も顕著な活動をしてきたブラジル人ドラマーが、サンパウロ市のマンダキ病院で17日に亡くなった。このニルソン・アルカンタラ・ペレイラ氏は「ラッチーニョ」の芸名で親しまれていた。日本のブラジル音楽評論家の故大島守、元在サンパウロ総領事館員坂尾英矩の両氏と親交が深かった関係で、日伯間交 ...

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