「朝の10時頃、突然予約の電話がかかってきてね。上皇ご夫妻は警察車両の先導でお越しになられたんだ。たくさんの警備が店のまわりを囲んでね、ご夫妻は10人くらいの日本人、日系人の方々とフェイジョアーダを召し上がられていったよ。感想を聞きたかったけど、そんな隙無くてね。満足してもらえてたら嬉しいんだけど」 サンパウロ市イタインビビ ...
続きを読む »ブラジル・グルメ(2020年)
本場シェフの特製パスタをどうぞ=イタリア・レストラン「Diò Cucina」
「ブラジルのイタリア料理店では『アルデンテにして!』と前もって注文をつけないと、腰のあるマッサがでてこない」となげくグルメな人に最適なレストランが、3月にサンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区に開店した。イタリア・レストラン「Diò Cucina」(Rua Borgues Lagoa, 189 Vila Mariana)だ。店名は、 ...
続きを読む »ア・ラ・カルテ・ミネイロ=サンパウロ市でミナスの醍醐味を味わう
メトロのサンジューダス駅から歩いて10分程、明るい黄色の建物が見える。店内に入ると広く落ち着いた雰囲気だ。 サンパウロ市ブルックリン区で2006年に創業し、今では市内に3店舗を構える。サンジューダス店は2つ目で、1日あたり約180人が来店する人気店だ。 創業者で店主のジョエル・オリベイラさんはミナス・ジェライス州の出身。以 ...
続きを読む »ケンスタール=「和牛カルバッチョはいかが?」=生産大手、販路拡大にも乗り出す
「流行最先端は和牛カルパッチョ。それに日本式鉄板焼きも浸透してきている。ジューシーで柔らかい和牛の味を一度知ってしまうと、他の肉を食べられなくなる」――和牛生産大手・ケンスタール社の中矢レナト健二社長は、柔和な笑みを浮かべて和牛の魅力を語る。 ブラジルに和牛農家は25軒ほどあり、純血種が約7千頭で、混血種が約3万頭。ボイトゥ ...
続きを読む »セナが愛したふるさとの味=レストラン「オ・コンパードレ」
「セナが亡くなったすぐ後、世界中からファンがうちにやってきた。あの頃、セナの事務所が近くにあったこともあって、よく彼が食べに来ていたんだ。ファンたちはセナの愛した料理を味わい、そしてモルンビーの墓地に花を供えに行った」。レストラン「オ・コンパードレ」の経営者、マルコス・テンペラニさん(45)は、懐かしそうに思い出す。 このレ ...
続きを読む »新だるま=懐かしい祖母の味、妥協しない日本食=著名な料理人や非日系人も来店
サンパウロ市メトロのアナ・ホーザ駅から歩いて5分以内の好立地にある「新だるま」。70年代にパウリスタ界隈のサンカルロス・ド・ピニャル街に創立し、約35年前に現在地に移った老舗レストランだ。以来、「おばあちゃんの味が食べられる」と日本人や日系人から愛されてきた。最近は、非日系人が上手に箸を使って食べる姿が目につく。 同店では、 ...
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