12月3日(水) 国内の文学出版最大手カンパニア・ダス・レトラス社では、「読者の成熟が進み、日本文学への需要が高まっている」として、大江健三郎全集を出版する希望を持っている。すでに谷崎潤一郎の『鍵』、三島の『金色』、大江の二作品など、この四年間で六作品を出版し、今後五作品を上梓する予定だ。 編集アシスタントのセルジオ・テラロ ...
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近年の日本文学出版ブームに足かせ=日ポ翻訳者が足りない=(上)=UNESPがシンポ開催=もっと大学に養成講座を
12月2日(火) もっと日本文学を出版したいのですが、良い翻訳者が足りません――。二十八日午後、サンパウロ市立マリオ・デ・アンドラーデ図書館で行われた日ポ翻訳者養成に間するシンポジウムで、出版社側から何度も要望が出された。 一方、現役翻訳者側からも、大学レベルの養成コースをもっと増やすと同時に内容を高度化させる必要があるとの ...
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