6月13日(金) ナッセール・ベン ブラジルで蒔かれたパルト・ウマニザード(人間的出産)という小さな種。草の根の交流を通し、お互いを刺激しあって各地で芽ぶき始めている。 ブラジル政府保健省は二〇〇〇年六月、「プログラマ・ウマニザサオン・ノ・プレナタル・エ・ナッシメント(PHPN)」概要のなかで、(一)産前援助奨励――一億二 ...
続きを読む »―自然への回帰―奮闘する日系助産婦たち
―自然への回帰―奮闘する日系助産婦たち(中)=死亡率高い帝王出産=JICA セアラで自然分娩普及
6月12日(木) 帝王切開の落し穴 基本的に帝王切開は、逆子など医学的に自然分娩では母子の生命が危ぶまれる時に行なわれる。帝王切開で生まれた赤ちゃんは、呼吸困難など合併症のリスクが高いことは、あまり知られていないようだ。アメリカ産婦人科ジャーナル誌によると、メキシコシティの二十五病院で一九九一年、普通の体重の新生児死亡率を調 ...
続きを読む »―自然への回帰―奮闘する日系助産婦たち(上)=家庭的な雰囲気の中で=「毎回、感動して涙が」
6月11日(水) 女性にとっての一大イベント、出産――。この世に命が授かる瞬間は感動的だ。女性は分娩による痛みを通して、母親の自覚を持つといわれているが、現在、ブラジルでは自然分娩よりも、帝王切開による出産が大きな比率を占めている。果たして、自然分娩は痛く、恐ろしく、避けたくなるものなのだろうか。出産現場で奮闘する日系助産婦、 ...
続きを読む »