日本文化の伝承を考える
-
日本文化の伝承を考える(21)=活動としての文化伝承=(3)人間関係の文化
3月20日(土) 法の強化などによって交通事故が少なくなり、汚職や犯罪が少し減ると言ったことはあるものの、社会の秩序は法規制で成り立っている訳ではない。ある社会の持つ文化規範を身に付けて生活する普
-
日本文化の伝承を考える(20)=活動としての文化伝承(2)人間関係の文化
3月17日(水) 演劇では演出家の意向に従って役者が役を演ずる。この方式は日本の伝統芸能になく、西欧の文化によってもたらされたものである。和太鼓の指導者によると、ブラジル人は一見太鼓をたたくのに向
-
日本文化の伝承を考える(19)=活動としての文化伝承=(1)形ある文化
3月13日(土 ) ブラジル人が日本文化に興味を持ち、日本文化に接触していく過程を、日本文化に興味を持つ、日本文化に接する、日本文化を学ぶ、日本文化を体得する(興味・接触・学習・体得)と段階に分けて
-
日本文化の伝承を考える(18)=見える文化、見えない文化
3月10日(水) 日本文化の伝承について、何を伝承するのか、伝承の対象となる日本文化を明らかにするため、これまで、文化の意味を考え、日本文化の輪郭を描き出すことを試みてきた。 現在、既にブラジル
-
日本文化の伝承を考える(17)=自然のとらえ方
3月 6日(土) 日本の自然は水が豊富に有り、人を寄せ付けないという厳しい自然ではない。四季の変化があって人は自然の変化に順応する。台風、地震などの天災はあるものの一過性である。日本人の自然に対する
-
日本文化の伝承を考える(16)=農耕民族
3月 3日(水) 日本の文化と欧米の文化の違いを遊牧民族と農耕民族の違いに帰して説明しているのを度々見かける。果たしてそうなのだろうか。日本は確かに農耕民族の社会である。しかし東南アジアのほとんど
-
日本文化の伝承を考える(15)=島国根性
2月28日(土) 一九七〇年代の初めブラジルに着いたばかりの私は、モジアーナ線のサン・シモンで焼き物を始めるべく町外れにある古い一軒家を借た。そして裏庭に小さな薪窯を築いて、ブラジルでの焼き物の製作
-
日本文化の伝承を考える(14)=世間を配慮した言動
2月24日(火) ブラジルの社会では人の目につくところ、例えば街の広場、電車の中、公園などに、片端(かたわ)と呼ばれる人を見かける機会が多い。日本の方が医療環境がよいとは言え、このような人の生まれる
-
日本文化の伝承を考える(13)=イエ社会
2月21日(土) 本田技研がアメリカの規定に合う、公害の少ない排気ガスのエンジンCVCC開発プロセスを番組にしたNHKの「プロジェクトX」がTV CULTURAで紹介された。その番組の中で、社員が二
-
日本文化の伝承を考える(12)=上下関係
2月18日(水) どの社会にも集団が機能するために、上下関係が存在する。例えば会議などで着席するとき、それぞれの社会によって、上の者が占めるべき席というのは自ずから定まる。 日本の場合、この上下関