2005年6月7日(火) 今回の日本での待遇は「公式実務賓客」で、前回のカルドーゾ大統領時は「国賓」だった。前回は天皇主催晩餐会に二百人の賓客で、今回は午餐会(昼食)で約十人ぐらいだったという。待遇の差は、どのくらいあるのか。 国賓だと迎賓館宿泊で、両陛下による宮中晩餐会やお見送りまであり、随行者への費用負担もある。実務賓客 ...
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ルーラ大統領=訪日の成果は=連載(3)EPA=経済連携協定なるか=08年までに=日伯両国政府が声明書
2005年6月4日(土) 大統領訪日の最大関心事は、やはりエタノール輸出だった。これでもかと関連記事を出すブラジル側メディアに対して、日本側は静観を保った。 しかし、本当の大きな収穫の一つは、経済連携協定(EPA)を〇八年の移民百年祭までに発効させるよう、両国政府に働きかけていくとの共同コミュニケが発表されたことだろう。これ ...
続きを読む »ルーラ大統領訪日の成果は=連載(2)=デカセギ子弟の教育=10月、日伯両政府で意見交換
2005年6月3日(金) デカセギ子弟は日本語で教育するべきなのか、それとも、ポ語なのか――。 今回の日伯首脳会談では、国連改革での協力、二国間関係を新しい段階に進めること、エネルギー分野での協力関係の構築などを中心に話し合われたが、デカセギ子弟の教育問題についても「在日ブラジル人コミュニティに関する共同プログラム」の中で発 ...
続きを読む »ルーラ大統領=訪日の成果は=連載(1)=日本移民とデカセギ=対等に位置付け
2005年6月2日(木) ブラジル大統領としては九年ぶりの日本訪問の成果は何だったのか――。日本国内ではほとんど注目を浴びなかったが、訪日期間の五月二十六日から二十八日をはさんで、わずか五日間に国営ブラジル通信は約五十本もの記事を配信し、全伯の新聞に転載された。その他、BBC(英国放送協会)ブラジル支社も連日日本から配信するな ...
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