2005年7月23日(土) 一番前の列で「どっこいしょーどっこいしょ!」と大きな声で歌い、おかっぱの髪を揺らす鹿股ゆかりちゃん(9、三世)。 踊っているのは教室の外の小さな広場。延長コードを何本も使い、小さなラジカセを外に持ち出しての音楽。鳴子も手作りの使い古し。コロコロとあまり激しくない音がする。「前からあるから、誰が作っ ...
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響け!ボクたちの鳴子――今年3年目、YOSAKOIソーラン大会――=連載(2)=「ブラジルを表現しよう」=PLパンデイロ取り入れ
2005年7月22日(金) 巨大な冷凍庫のように冷たい体育館。子供たちは誰に何を言われるでもなくほうきを持ち出してきて掃き掃除を始めた。終わると今度は雑巾がけだ。普段学校で掃除をする習慣がないせいか不器用な体勢で雑巾を使う。ふざけあいながら濡れた雑巾で床をなでる子供たち。すっかり飽きてしまい追いかけっこをして遊ぶ男の子もいる。 ...
続きを読む »響け!ボクたちの鳴子――今年3年目、YOSAKOIソーラン大会――=連載(1)=振り付け変えてもすぐ順応=平成学院=3年連続出場の子も
2005年7月21日(木) 今年で三年目を迎えるYOSAKOIソーラン大会。各地日系団体がヨサコイを「芸能」として用いることも増え、じわじわと浸透しているようだ。どこか日本らしさを感じさせる振り付けや音楽と、それを自由にアレンジできるというとっつきやすさが若者を惹きつけるのであろう。「日系社会に若者を呼び戻し活性化したい」とい ...
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