2005年9月22日(木) 伯日比較教育シンポジウムで十日、日本の国立国語研究所から参加した日本語教育部門第二領域の野山広領域長は、外国人子弟の「高校や大学への進学はもっとも重要な問題だ」と指摘した。 現在、東京都の公立中学校生徒の約一%が外国人だが、高校では〇・六%に減少してしまう。「高校へ行けなかった、行かなかった子がた ...
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デカセギ教育=シンポジウム=連載(3)=日本の学校は一般に一律=「外国人の側面」隠される
2005年9月21日(水) 伯日比較教育シンポジウムで十一日、日本から参加した甲南女子大多文化共生学科(兵庫県神戸市)のリリアン・テルミ・ハタノ助教授(37)は、最新の教育現場事情を説明した。日本滞在は十二年と長く、滋賀県の「子どもクラブたんぽポ」などのコミュニティ支援センターでも活動するなど、現場の経験をつんでいる。 ブラ ...
続きを読む »デカセギ教育=シンポジウム=連載(2)=就学実態調査の大切さ=岐阜県可児市、積極改善に動く
2005年9月20日(火) 伯日比較教育シンポジウムで十一日、岐阜県可児市教育委員会で外国人児童生徒コーディネーターをする小島祥美さん(31、埼玉県)が、これまでの研究の成果や地域での取組みの様子を発表した。 「可児市では今年の四月から、不就学ゼロへの取組みを始めました」と全国的にも珍しい動きを伝える。同市は人口約十万人でブ ...
続きを読む »デカセギ教育=シンポジウム=連載(1)=「研究」から「行動」起こすべき=20人が最近の状況報告
2005年9月17日(土) デカセギ子弟の教育問題をメインテーマにした伯日比較教育シンポジウムが十、十一日の二日間、文協貴賓室で開催され、約二十人の日伯の研究者らが最近の状況を報告し、百人以上が参加した。文化教育連帯協会(吉岡黎明会長=ISEC)と日伯研究者協会(渡部一誠会長)の共催。 冒頭、吉岡会長は「いろいろな研究が行わ ...
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