2005年10月7日(金) 「東京都杉並区は第二のふるさとです」。そう歯切れのいい日本語をしゃべるのは、米国日本語教師協会連合のスーザン・シュミット事務局長(59、非日系)だ。日伯文化連盟主催の日本語教育国際シンポで二日、「アメリカの日系社会における日本語教育について」を講演した。 米国の学習者数は十四万人もおり、その八割か ...
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日本語教育シンポ=多様化する学習者への対応=連載(3)=ドイツ系教師は3割のみ=「家族を養う人も大勢」
2005年10月6日(木) 「ドイツ語教師で家族を養う人も大勢います。ただし、二つ以上の仕事をしていないと難しいですが」。日伯文化連盟主催の日本語教育国際シンポで二日、全伯ドイツ語教師会のリリアン・アルベス・ベルロッファ会長はドイツ語教育の現状を語った。 同団体はドイツ語普及や、教師の相互研鑚やレベル向上を図るために設立され ...
続きを読む »日本語教育シンポ=多様化する学習者への対応=連載(2)=ドイツ語=異なる移住条件を分析=「戦後は家庭で話さない」
2005年10月5日(水) 「ドイツ人の祖国とのつながりより、日本人の方が強いのではないでしょうか」。日伯文化連盟主催の日本語教育国際シンポで二日、USP現代言語学科のゲーツ・カウフマン客員教授は、日本移民の歴史と比較する視点から「継承語としてのドイツ語教育」を論じた。 ドイツで生まれ、ハイデルベルグ大学で博士号を取得した同 ...
続きを読む »日本語教育シンポ=多様化する学習者への対応=連載(1)=10年ぶりの本格開催=250人が熱心に聴講
2005年10月4日(火) ブラジル日本語教育国際シンポジウム『多様な背景をもつ学習者―その対応を考える』が二日、サンパウロ市のマクスージ・ホテル内で開催され、約二百五十人の日本語教師らが参加し、熱心に聴講すると同時にさかんに質問した。国際交流基金の協力で日伯文化連盟(槙尾照夫理事長)が主催。本格的な日本語教育シンポジウムとし ...
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