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2005年

パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(7)=〃もったいない〃意識を=今、高揚する機会だ

4月16日(土)  四月二日夜、クリチーバ地区の仲間たちとの懇親会を終えて、パラナ州への交流訪問の公式用件を済ませたコチア青年一行は、三日、中村矗(なかむらひとし、兵庫県出身)の案内で市内にある植物園、オペラ・ハウス、市民憩いの場、日本庭園などを参観した。  中村は大阪府立大学農学部を卒業して、一九七〇年にブラジルに移住してきた ...

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パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(6)=州都でも頭角あらわす=中場さんの日本食堂盛業中

4月15日(金)  パラナの州都クリチーバは、環境保護を視野に入れた都市として世界的に有名だ。昨年の選挙まで市長を勤めたカシオ谷口(日系二世)と、環境局長として同市長を支えた中村矗(兵庫県)の功績だと言われている。  人口は二百万人に近い。この町の中心部の一角にRestaurante NAKABAがある。コチア青年の中場眞(鹿児 ...

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マニフェストと質疑応答③=上原幸啓氏

4月14日(木)  現職の上原幸啓候補は最初の自己紹介で、「僕は日本で生まれ、ブラジルの田舎で育った水のみ百姓。エンシャーダをひいた経験もあります」と学者イメージを払拭しつつ、「文協は若い人たちを大事にしたい」と、文協祭りの成功に世代を越えた協力があったことを強調した。  九歳で親に連れられて渡伯。サンパウロ州オリンピア市の非日 ...

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パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(5)=パラナ州最大の養鶏場=わずかな自己資金で内野さん

4月14日(木)  クリチーバの近郊アラウカリアAraucariaにパラナ州最大規模といわれる養鶏場を持つコチア青年がいる。内野四郎(長崎県、一次六回)だ。GRANJA SHISAという社名を持つ養鶏場で、常時三十万羽を飼育し、約八十名の従業員を雇用している。  SHISAのSHIは四郎のSHIながら、SAは共同経営者の頭文字だ ...

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マニフェストと質疑応答②=下本八郎氏

4月13日(水)  「文協を思い愛している皆さま」と会場へ語りかけ、日本語学校連合会や日本人会など様々な日系団体の代表を務め、各国の日系コロニア訪問してきたことを強調した。  ヴィラ・レオポルジーナ問題に関して、「大きなお金が必要なプロジェクトを提案しても、文協にはお金がないし、日本からも出せないと言われる。会員から一万レアルず ...

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パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(4)=地域密着型の展開=観光農園成功させた小田さん

4月13日(水)  カストロで三十数名の仲間たちと親睦を深め、サンパウロ市近郊のサン・ロッケ市で九月十七日~十八日に予定されている自分たちの移住五十周年記念行事に揃って参加するだろう、という心強い感触を得たコチア青年連絡協議会の交流団一行(高橋一水団長)は、二日目の四月二日早朝、州都クリチーバに向かってバスを走らせた。  途中、 ...

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マニフェストと質疑応答①=谷広海氏

4月12日(火)  冒頭、「ここ数年、これほどコロニアの注目を集めることはなかった」と、谷候補は今回の選挙を位置付けた。  選挙に関して、二十六人もの候補者を連名にする現在のシャッパ方式があるために、対抗シャッパを出すのが難しくなっており、コロニアの民意を反映しづらい状態になっていると指摘した。「コロニアを一致団結させる弊害とな ...

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パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(3)=カストロで頑張りの声、声=苦労話、今は〃ロマン〃

4月12日(火)  四月一日午前六時、第二回コチア青年交流団は、サンパウロ市東洋街にあるリベルダーデ広場を出発した。途中、ピラル・ド・スールとサンミゲル・アルカンジョを経由して、団員十五名(団長・高橋一水コチア青年連絡協議会会長)を乗せた貸切りバスは、パラナ州カストロに向けて高速道路を走った。  数多いコチア青年の中でブラジル国 ...

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パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流(2)オランダ人に学ぶべき=ゆとりある生活を

4月9日(土)  パラナ州のカストロ郡に沿ってイアポ川が流れている。かつて、リオ・グランデ・ド・スル方面から十万頭を越えるロバが北上してミナス・ジェライス方面に送られた。川が流れているため、宿場町として栄えた。カストロという町ができたのは三百年も前の一七〇四年のこと。今でも古いたたずまいの様相を見せているが、コチア青年(第一次十 ...

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パラナ州でコチア青年の貢献を見る=サンパウロ組、仲間たちと交流=連載(1)=踏ん張る未亡人澄子さん=息子と1400haの農場経営

4月8日(金)  一九五五年九月十五日、コチア青年の移民第一陣百九名が希望と不安を抱きながら、サントス港に上陸した。その後、十二年間で二千五百八名の「青年たち」がブラジルに渡って来た。当時の母国日本は、失業者が六百万人と言われた時代だった。多くが古希や還暦を迎えた今でも「青年」という不滅の勲章をもつ。  今年の九月十七日と十八日 ...

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