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伯ジャーナリストが見た「日本の食」=五感で堪能した2週間

伯ジャーナリストが見た「日本の食」=五感で堪能した2週間=連載(4)=専門レストランの創造性=驚くメニューの豊富さ

2006年6月22日(木)  東京だけでなく、日本のほかの都市でも同じであるが、レストランは一つの料理を専門メニューとしており、この点でブラジルとはまったく異なっている。  ブラジルの日本レストランではメニューが豊富で、チャンコ鍋、トンカツ、ウナギ、鯛飯、スキヤキ等々、さまざまな料理が味わえる。  私が知っている日本で最も魅力的 ...

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伯ジャーナリストがみた「日本の食」=五感で堪能した2週間=連載(3)=松江で和菓子屋・茶屋巡り=京都にも引け取らぬ美しさ

2006年6月21日(水)  松江という街は大変な驚きであった。ギリシャ―アイルランド系の作家で、松江を故郷とした小泉八雲の名前でも知られるラフカディオ・ハーンの家も訪ねた。  彼の愛した通りを散策していると、松江の有名な和菓子屋を見つけた。そこの和菓子屋は、京都や金沢の和菓子にも引けを取らないものであり、独特の美しさを漂わせて ...

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伯ジャーナリストが見た「日本の食」=五感で堪能した2週間=連載(2)=繊細さの極致を知る=「吉兆」嵐山本店の特別料理

2006年6月15日(木)  さて、日本での旅行中、私は朝食から夕食まで日本食だけを食べていた。イタリア人、ポルトガル人そしてスペイン人の子孫である私にとって、これは素晴らしい体験であった。  なぜなら、小さいころ、近所に日本人の「おじさん」や「おばさん」が住んでいて、彼らが日本料理の素晴らしい世界へ導いてくれたことから、私は日 ...

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伯ジャーナリストが見た「日本の食」=五感で堪能した2週間=連載(1)=出汁巻き卵の味比較=塩気が利いているブラジル

2006年6月14日(水)  国際交流基金が昨年十一月に実施した文化人招聘プログラム事業で、ブラジルから「Veja」誌の食文化ジャーナリスト、アルナウド・ロレンサート氏が招聘された。同氏は十五日間、日本各地をまわり、料理家や料亭、レストラン、食品メーカーなどを訪れた。このほど、「五感で体験した二週間」と題したその訪日記が基金の雑 ...

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