2007年8月11日付け 分科会「日本人移民史」は十九日、ブラジル、チリ、アルゼンチン、アメリカからの専門家が集い、五十人近い人を集めて、ブルーツリー・コンベンションセンターで開催された。 日本文化の継承、日本語の喪失、コミュニティーの繋がりの維持、異民族間結婚――。同分科会では、午前中の各日系団体の歴史の発表に続き、午後か ...
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各国日系社会の現状と将来~海外・汎米合同大会を振り返る=連載《5》=分科会=日本の歌が与えた影響=世界に広がるカラオケ文化
2007年8月10日付け 歌が日系人の貢献と社会の発展に与えた影響は――。分科会「日本の歌の影響」(北川彰久コーディネーター)は十九日午前十時から、リベルダーデ区のエスペランサ婦人会で行われた。 当日は、同婦人会の会員を中心に、日系人大会参加者の日系アメリカ人一人と日系ペルー人四人の合計五十人が訪れた。 吉田アンナ同婦人会 ...
続きを読む »各国日系社会の現状と将来~海外・汎米合同大会を振り返る~連載《4》=ベネズエラ=来年には移住八十周年=一世の国籍復帰運動も
2007年8月9日付け 一昨年十月、日系二世の石川成幸氏が駐日大使に就任したベネズエラ。小規模ながら日系社会の歴史は古く、来年移住八十周年を迎える。 首都カラカスにあるベネズエラ日系人協会会長をつとめる竹内浩之さん(54、岐阜県)によれば、来年十月に同市で記念式典を予定しているほか、日本の大学教授の協力を得て八十周年記念誌( ...
続きを読む »各国日系社会の現状と将来~海外・汎米合同大会を振り返る~=連載《3》=分科会=社会進出する日系女性=5カ国からパネリスト集う
2007年8月8日付け 米州各国で活躍する女性に光を当てる――。汎米日系人協会主催の分科会「女性の社会進出」は七月十九日、「日系女性国際フォーラム」として、ブルーツリーホテル内で開催された。 当日は森敬恵さん(日本、歌手)、笠松エミさん(パラグアイ、元パ国駐日大使夫人)、木村リリアンさん(アメリカ、全米日系リーグ初代会長)、 ...
続きを読む »各国日系社会の現状と将来~海外・汎米合同大会を振り返る~=連載《2》=分科会=「日本語と日本文化」=継承日語教育の意義は
2007年8月4日付け 分科会「日本語と日本文化」(栗原章子コーディネイター)は七月十九日、午前九時半頃から国際交流基金一階、多目的ホールで開催された。 同分科会は、会場が合同大会本部のあるブルーツリーホテルから離れていたことも影響し、参加者は当初予定の半分程度の約二十人。 ブラジル日本語センターの谷広海理事長、サンパウロ ...
続きを読む »各国社会の現状と将来~海外・汎米合同大会を振り返る~=連載《1》=インドネシア=残留日本兵の「存在と心」伝え=サントソ・衛藤さん=日語教育大事に
2007年8月3日付け 七月十八日から二十一日までの四日間、初めてとなる海外日系人大会・汎米日系人大会の合同大会がサンパウロ市で開催され、世界十七カ国から約五百人の日系社会関係者が来聖した。期間中は、海外日系人大会の代表者会議のほか、汎米日系人協会による十一の分科会も開かれ、日系社会をめぐる多様な問題について各国代表が意見を交 ...
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