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海外日系新聞協会 共同編集企画=「年金問題・海外からの声」―どうなる私たちの年金―

 日本国外の邦字メディアでつくる海外日系新聞放送協会は今年、加盟各社を対象とした共同編集企画を実施した。この企画はある共通のテーマについて、加盟各社が各国の事情を紹介するもの。今回は「年金問題・海外からの声」をテーマに、日本でも大きな話題になった年金問題を取り上げ、日米タイムス(米国サンフランシスコ)、らぷらた報知(アルゼンチン)、バンクーバー新報(カナダ)、ニッケイ新聞の四社が参加した。日本の年金問題を各国日系社会はどのように見つめ、またどのような問題が起きているのか。四回にわたり紹介する。

海外日系新聞協会 共同編集企画「年金問題・海外からの声」―どうなる私たちの年金―(4・終) バンクーバー新報(カナダ)=カナダ=日・加社会保障協定に深い関心=説明会に約180人が出席

ニッケイ新聞 2008年9月18日付け 掛け捨てになった年金  カナダでは、日・加社会保障協定が三月一日より発効となった。年金保険料を日本とカナダへ二重払いしている派遣、一時就労の日本人。日本での年金保険料を掛け捨てにしたまま、受給をあきらめていた移住者たち。同協定は、これらの問題解決につながると、現地日系社会でも深い関心を示す ...

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海外日系新聞協会 共同編集企画「年金問題・海外からの声」―どうなる私たちの年金―(3) らぷらた報知(ブエノス・アイレス)=アルゼンチン=在亜日系社会の年金問題=「大使館に窓口を」の声も

ニッケイ新聞 2008年9月17日付け  弊社は、標記に関する実態調査の実施広告を新聞に掲載し、購読者をはじめ日系人に協力を要請。だが、締め切りまで日数が短か過ぎたためか、協力者は現れなかった。  したがって、弊社員の知友をたどって得た情報と、当日系社会の統括機関である在亜日系団体連合会(=FANA)が二〇〇五年より実施している ...

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海外日系新聞協会共同編集企画=「年金問題・海外からの声」―どうなる私たちの年金―(2) 日米タイムズ(米国サンフランシスコ)=米国=日米社会保障協定 運用の実態=米国で年金請求しても門前払い

ニッケイ新聞 2008年9月16日付け  二○○五年十月、日米社会保障協定が発効した。主旨は、(1)相手国に居住している間、年金・医療保険制度への二重加入を防ぐ、(2)両国での年金加入期間を通算して受給資格を発生させる―というもの。掛け金の払い込みを終わっている高齢の米国在住者にとって、関係が深いのが(2)。実際の運用はどうなっ ...

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海外日系新聞協会 共同編集企画=「年金問題・海外からの声」―どうなる私たちの年金―

ニッケイ新聞 2008年9月13日付け  日本国外の邦字メディアでつくる海外日系新聞放送協会は今年、加盟各社を対象とした共同編集企画を実施した。この企画はある共通のテーマについて、加盟各社が各国の事情を紹介するもの。今回は「年金問題・海外からの声」をテーマに、日本でも大きな話題になった年金問題を取り上げ、日米タイムス(米国サンフ ...

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