ニッケイ新聞 2009年10月2日付け 61年末に、夫となった小原久雄さんと共にまっすぐに弓場農場に入った。明子さんはまだ26歳。同農場を紹介した人は「1年は滞在してほしい」と条件を出した。「場所を変えてみたら、なにか別のモノが見えるかも知れない」と明子さんは気分転換のつもりで引き受けた。 「当時、弓場に16歳ぐらいの年頃の ...
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小原明子が語る=舞踏とユババレエ=知られざる共通点=(中)=前衛芸術の黎明期に
ニッケイ新聞 2009年10月1日付け モダンバレエに賭ける情熱――青春の糸が張りつめきっていた1961年、図師明子さん(旧姓)は当時まだ恋人だった小原久雄さん(1932―89年、東京)に「ブラジルに行ってみないか」と誘われ、「軽い気持ちで承諾しました」と振り返る。 後にブラジルで彫刻家として知られる小原久雄さんは、当時まだ ...
続きを読む »小原明子が語る=舞踏とユババレエ=知られざる共通点=(上)=過激すぎた舞台
ニッケイ新聞 2009年9月30日付け 半世紀前に共にモダンバレエを志し、地球の反対側に分かれてもお互いの世界を追求しつづけた同志のために踊る――今月から横浜で行われる「大野一雄フェスティバル2009」に参加するために、弓場農場の小原明子さん(74、東京)が18日に訪日した。一見、まったく別物に見えるユババレエと舞踏の、知られ ...
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