ニッケイ新聞 2009年12月29日付け 「楽しくやらないと若者は集まりません」。そう語る城間ミチさん(46、二世)は、両親とも沖縄系で、夫の城間ルイス清幸さんもロンドリーナ沖縄県人会会長という沖縄魂を秘めた人物だ。 カラオケが大好きで、1984年4月にテレビ東京系の「外国人歌謡大賞」にブラジル代表として出演し、フレンドシッ ...
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ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第5回=デカセギ帰りが挑戦=日本のデザートで勝負
ニッケイ新聞 2009年12月25日付け 寿司、刺身だけでない日本食の魅力――和風洋菓子の美味しさはブラジルにも広まるか。 ロンドリーナで最も注目されている日本風洋菓子屋「ハチミツ(Hachimitsu)」(Av. JK, 3190 loja02)の店主、加藤ニーロさん(45、三世)は、15年のデカセギ経験を有意義に活かして ...
続きを読む »ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第4回=移り変わるパラナ新聞=日本語メディアの隆盛
ニッケイ新聞 2009年12月24日付け 奇しくも今連載、最初の吉井貴美子さんから北海道人と縁が深い。もう一人、北海道富良野出身の粕谷真保子さん(まほこ、54)は、同州唯一の日本語新聞で、同市に本社を置く「パラナ新聞」のオーナー社長だ。何度も経営者が交代し中断も経ているが、創業から半世紀以上を経た老舗邦字紙だ。 沼田信一さん ...
続きを読む »ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載第3回=シベリア抑留の安中さん=親子2代で写真屋経営
ニッケイ新聞 2009年12月23日付け 安中末次郎・裕(ゆたか)さん親子は2代にわたって、戦前はイグアッペ、バストス、戦後はロンドリーナの貴重な写真をたくさん撮影し、日本移民百年のうちの大半を占める80年分の記録を残している。その間、安中家は戦前にいったん日本に引き揚げ、裕さんはシベリア抑留を体験するなど激動の人生を歩んでい ...
続きを読む »ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第2回=沼田信一「氏原は恩人」=市制元年に入植した長老
ニッケイ新聞 2009年12月22日付け 「両親は医者から、この子は長生きしないって言われたそうです。ブラジルは雪が降らないから、あるいは助かるかも知れませんとも。といってもせいぜい17~18歳でしょうが、と」。その一言が、北海道札幌市に住んでいた沼田小一郎、たか夫妻をして1933年に渡伯せしめた。連れてこられたのは信一さん。 ...
続きを読む »ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第1回=全市民の憩いの場に=愛される中川トミ公園
ニッケイ新聞 2009年12月18日付け 南部3州で3番目の人口51万人を誇る大都市に育った北パラナのロンドリーナ市が10日、市制75周年を迎えた。最初から日本移民がいたこの町での、日系社会の存在感は文句なしに大きい。150万日系社会の1割、パラナ州約15万人の大半が集中する北部の主要都市であり、昨年の百周年では皇太子殿下がご ...
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