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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【エフィジェニオ・デ・サーレス編】

 現在日系三十二家族が住むエフィジェニオ・デ・サーレス移住地は、百八十万都市マナウスが消費する鶏卵の約七割を供給する〃卵の里〃だ。アマゾナス州政府と契約を結んだ日本政府は、一九五八年十一月に第一陣十七家族、六一年までに五十四家族を送り込んだ。マナウスの北四十キロに位置し、現在では「コロニア・ジャポネーザ」行きのバスも運行するが、悪路とマラリアが移民らを苦しめ、急勾配で強酸性の土地は農業に不適格な土地だった。昨年十一月に入植から半世紀を迎えた同地を訪ねた。

アマゾンを拓く=移住80年今昔=【エフィジェニオ・デ・サーレス編】=(下)=教室にタランチュラ!?=昨年の50周年で決意新た

ニッケイ新聞 2009年6月24日付け  自治会長である宮本倫克さんの案内で自治会館の二階にある日本語学校を訪れた。現在の生徒数は二十四人、他地域に違わず、非日系の学習者が多いようだ。  「辞めようかとも思うけど、まだ続けるでしょうね」と笑うのは、約三十年間、日本語を教える木場克子さん(68、二世)。サンパウロ州サントアンドレー ...

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連載=アマゾンを拓く=移住80年今昔=【エフィジェニオ・デ・サーレス編】=(上)急勾配、強酸性の〃農地〃=困難乗り越え、卵の里築く

ニッケイ新聞 2009年6月23日付け  現在日系三十二家族が住むエフィジェニオ・デ・サーレス移住地は、百八十万都市マナウスが消費する鶏卵の約七割を供給する〃卵の里〃だ。アマゾナス州政府と契約を結んだ日本政府は、一九五八年十一月に第一陣十七家族、六一年までに五十四家族を送り込んだ。マナウスの北四十キロに位置し、現在では「コロニア ...

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