二十八日はさらに寒く、気温十四度。朝食後すぐに、一行はコロニア沖縄農牧総合協同組合(CAICO)でのセミナーに参加した。 一九七一年に創立したCAICOは第一、第二、第三移住地を包括し百二十三人の組合員を持つ。主要作物は、大豆、とうもろこし、米、小麦など。 小麦の国内消費は六十万トンなのに比べ、国内生産は二十万トンで需要が ...
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ADESC婦人、ボリビアへ=連載(3)=日本国外唯一の〃オキナワ〃=今年で入植55周年
訪問旅行の一行が乗るバスは、二十二席しかない小型バス。二十三人のうち、いつも誰かが座れない。しかし、それでもボリビアでは一番いいバスを借りたのだとか。 オキナワ第一移住地で、ADESCは三グループに分かれて滞在した。四人がオキナワ日本ボリビア協会会館、六人が同地友好病院、残り十三人は同地の小さなホテルへ。 オキナワ第一移住 ...
続きを読む »ADESC婦人、ボリビアへ=連載(2)=サンフアンからサ・クルスへ=草分け入植は95年前
旅行三日目の五月二十七日、朝から雨で肌寒い。同地では長い間雨が降っておらず、移住地の農協組合員たちにとっては待ち望んでいた雨だったようだ。 ADESCの一行は早速、サンタクルス市内の観光へ向かった。 サンタクルス・デ・ラ・シエラ市は約百六十万人の人口を持ち、国内総生産の三〇%を担う。同市は円状のピライ川で囲まれた、三重のリ ...
続きを読む »ADESC婦人、ボリビアへ=連載(1)=婦人セミナーが繋いだ交流=ボ国3カ所、5日間の旅
農協婦人部連合会(ADESC、内海千代美会長)の二十二人が先月二十五日からボリビアを訪れ、同国日系コロニアとの交流、現地視察の旅行を行なった。ADESCはこれまでにパラグアイを二度訪れており、今回が三度目の国外訪問。一行は二十九日まで五日間をかけてサンタクルス市、サンフアン移住地、オキナワ移住地を回り、各地日系コロニアと交流を ...
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