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2009年

アマゾンを拓く=移住80年今昔=【サンタレン編】=最終回=アレンケールの〃赤ひげ先生〃=坂口成夫さん=「生涯現役で頑張る」

ニッケイ新聞 2009年12月24日付け  「センブリより苦いカラパナウーバという葉のお茶が菌を殺すんですよ。マラリアは何人治したか分かりませんね」  ニコニコと笑うのは、坂口成夫さん(85、鹿児島)。サンタレン対岸のアレンケールで薬屋を営んでいる。  特攻隊に志願し、満州で訓練に励んだ。  「昭和21年1月に出撃予定だった。終 ...

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ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第4回=移り変わるパラナ新聞=日本語メディアの隆盛

ニッケイ新聞 2009年12月24日付け  奇しくも今連載、最初の吉井貴美子さんから北海道人と縁が深い。もう一人、北海道富良野出身の粕谷真保子さん(まほこ、54)は、同州唯一の日本語新聞で、同市に本社を置く「パラナ新聞」のオーナー社長だ。何度も経営者が交代し中断も経ているが、創業から半世紀以上を経た老舗邦字紙だ。  沼田信一さん ...

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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【サンタレン編】=第3回=矢野千津江さん=親戚に騙され、アレンケールへ=「苦労が子供ら育てた」

ニッケイ新聞 2009年12月23日付け  「戦争を体験しているから耐えられたんじゃないですかね」  そう柔和な笑顔で移住当時を振り返るのは、矢野千津江さん(74、福岡)。  アマゾンに半世紀近く住んでいるとは思えない優雅な雰囲気を持つ女性だが、人は見かけによらないとはよく言ったもので、来伯以来重ねてきた苦労は大変なものだ。   ...

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ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載第3回=シベリア抑留の安中さん=親子2代で写真屋経営

ニッケイ新聞 2009年12月23日付け  安中末次郎・裕(ゆたか)さん親子は2代にわたって、戦前はイグアッペ、バストス、戦後はロンドリーナの貴重な写真をたくさん撮影し、日本移民百年のうちの大半を占める80年分の記録を残している。その間、安中家は戦前にいったん日本に引き揚げ、裕さんはシベリア抑留を体験するなど激動の人生を歩んでい ...

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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【サンタレン編】=第2回=ベルテーラから退去勧告=ベレン総領事とも喧嘩

ニッケイ新聞 2009年12月22日付け  日本政府が行った移民政策のなかでもベルテーラ・フォードランジア移民は、明らかな失敗に終わっている。  1923年、アメリカはアマゾンへゴム生産に関する調査団を派遣。ヘンリー・フォード(米国の自動車会社・フォードの創立者)は、50万ヘクタールのコンセッションを得る。  27年には、隣接地 ...

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ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第2回=沼田信一「氏原は恩人」=市制元年に入植した長老

ニッケイ新聞 2009年12月22日付け  「両親は医者から、この子は長生きしないって言われたそうです。ブラジルは雪が降らないから、あるいは助かるかも知れませんとも。といってもせいぜい17~18歳でしょうが、と」。その一言が、北海道札幌市に住んでいた沼田小一郎、たか夫妻をして1933年に渡伯せしめた。連れてこられたのは信一さん。 ...

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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【サンタレン編】=第1回=壮絶な幼少期の体験=元ベルテーラ移民=岡田ハマ子さん=80年祭典委員長=生田勇治の姉

ニッケイ新聞 2009年12月19日付け  アマゾン中流の町、サンタレン。日系移住地の建設は行われなかったが、モンテアレグレ、アレンケールなどの移住地への拠点となり、市の南方にあるベルテーラやフォードランジャの元入植者やその子弟らが現在も住む。今年の日本人アマゾン移住80周年記念連載企画『アマゾンを拓く』最後の地、サンタレンの日 ...

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日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=河村建夫=日ブラジル会議員連盟幹事長=再活性化に道筋=「日伯21世紀協議会」

2009年12月12日付け  去る11月27日、日本・中南米国会議員連盟は、引退した河野洋平前衆議院議長に代わり、会長に横路孝弘衆議院議長を選任した。同議員連盟は、日ブラジル会議員連盟と会員を一にするいわば双子の議員連盟であり、日ブラジル会議員連盟の会長は、麻生太郎前総理が務めている。  私にとっての政治の師は、故田中龍夫先生で ...

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ロンドリーナ市制75周年=躍動する新都のいぶき=連載=第1回=全市民の憩いの場に=愛される中川トミ公園

ニッケイ新聞 2009年12月18日付け  南部3州で3番目の人口51万人を誇る大都市に育った北パラナのロンドリーナ市が10日、市制75周年を迎えた。最初から日本移民がいたこの町での、日系社会の存在感は文句なしに大きい。150万日系社会の1割、パラナ州約15万人の大半が集中する北部の主要都市であり、昨年の百周年では皇太子殿下がご ...

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日伯論談=テーマ「日伯経済交流」=第30回=山中イジドロ=元農務大臣特別補佐官=危機後のアグリビジネスにおける日伯関係

2009年12月12日付け  2009年第1四半期から、日本企業のブラジルに対する関心が高まっている。  某有名伯字紙が6月にJETRO(日本貿易振興機構)サンパウロセンターに行ったインタビュー記事によれば、同センターへのビジネスに関する問い合わせ件数は、海外にある55のJETRO事業所の中で15位だったものが、世界金融危機後、 ...

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