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日本の俳優が臣道聯盟の映画に

 来年4月公開予定で、臣道聯盟の歴史を背景にした話題の映画『コラソンエス・スージョス(国賊)』に出演するために、常盤貴子や余貴美子などの日本の有名女優らが来伯し、だるま塾の森脇禮之塾長にその頃の雰囲気を教えてほしいと訪れた。森脇さんが語る言葉の一言一言に集中し、メモをとりながら聞いていたという。非日系人との娘の婚姻に父親が悲観して割腹自殺したエピソードなどでは、思わず手を止めて驚きの表情で聞き入るなど、日本とはまったく異なる日系社会の戦後の様子を吸収し、演技に活かしていたようだ。加えて伊原剛志、奥田瑛二などの有名な俳優も登場する、セリフの7割が日本語という異色のブラジル映画の制作状況をおってみた。

日本の俳優が臣道聯盟の映画に=連載《下》=「パンドラの箱開ける」

ニッケイ新聞 2010年10月2日付け  総予算は800万レアル、監督が非日系で、セリフの7割が日本語という異色のブラジル大作映画『コラソンエス・スージョス(国賊)』の主人公は、カメラマンのタカハシだ。演じるのは映画『硫黄島からの手紙』で西竹一(にし・たけいち)中佐を演じた伊原剛志(いはら・つよし)。映画はもちろんテレビドラマに ...

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日本の俳優が臣道聯盟の映画に=連載《上》=常盤貴子や余貴美子出演=森脇氏に当時の様子聞く=撮影終了、4月公開へ

ニッケイ新聞 2010年10月1日付け  来年4月公開予定で、臣道聯盟の歴史を背景にした話題の映画『コラソンエス・スージョス(国賊)』に出演するために、常盤貴子や余貴美子などの日本の有名女優らが来伯し、だるま塾の森脇禮之塾長にその頃の雰囲気を教えてほしいと訪れた。森脇さんが語る言葉の一言一言に集中し、メモをとりながら聞いていたと ...

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