ニッケイ新聞 2010年6月26日付け ドウラードスモデル校の運営母体は南マットグロッソ州日伯文化連合会です。本校の教育目標は、『日本語教育を通して他国の文化を理解し尊重し、国際社会で活躍し得る人材の育成』を掲げて1989年に出発しましたので、単なる語学学校とは少々授業形態が異なり、幼稚部は週5日、午後の児童に対しては4日制で ...
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日本語教師リレーエッセイ=第3回=「火が消えないように」=保護者向けクラス開設=タウバテ日本語学校=漆畑恵子
ニッケイ新聞 2010年6月19日付け 日本文化を継承していく難しさの中で、「日伯文化協会の責任者は」「どのようにして参加者をふやし向上させるか」または「興味を起こさせるか、それについて責任を負うか」ということをいつも憂慮している。 日本語を教えている学校、日伯文化協会が管轄している学校では、ほかの語学を教える学校とは違うや ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《5》=フロンティアセンターの建設
ニッケイ新聞 2010年6月15日付け 学移連を青春時代の1ページとする学生と、切っても切り離せないのが「日本フロンティアセンター」だ。 杉野忠夫・顧問会会長が死去した後、1965年に顧問会会長に就いた後藤連一日本大学農獣医学部拓殖学科教授は、著書「紙碑」の中で、同センターの目的を「・・・ここに私は学生たちのための『広場』を ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《4》=杉野農大教授の教え
ニッケイ新聞 2010年6月12日付け 大成功に終わった1次団。さらに、2次団までは連盟の活動が派遣一色に塗りつぶされた。それからは学移連の組織作りが進められた。当時は関東と関西の対立や選考基準の曖昧さなど、草創期ならではの内部混乱もあったようだ。 そのような状態の学移連を、組織として確立させたのが第9期の富田博義委員長(早 ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《3》=第1次南米学生実習調査団
ニッケイ新聞 2010年6月11日付け 念願の第1次南米学生実習調査団は農業、工業、商業、水産部門からなり、8大学12人から組織された。衆議院第二議員会館での壮行会を経て、4班に分かれ1960年10月中旬から12月上旬にかけて出発した。ブラジルでの身許引受人はブラジル野村農場総支配人、牛草茂氏だった。 工業部門として宿屋商工 ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《2》=岸首相講演会きっかけに
ニッケイ新聞 2010年6月10日付け 岸首相を講演会に呼ぶ作戦は、第3~5期の葛西清忠委員長(拓大)の下に富田真三氏(早大)、今村邦夫氏(日大)、菊池廷氏(農大)等によって進められた。同首相は59年、総理大臣として南米諸国を初公式訪問している。その首相に南米の話をしてもらう計画だ。 当時は安保反対のデモが騒々しく町を練り歩 ...
続きを読む »学移連創立55周年=海外雄飛を夢見て=羽ばたいた学生たち=連載《1》=有り余る情熱で発足
ニッケイ新聞 2010年6月9日付け 今年発足から55周年を迎えた日本学生海外移住連盟(通称・学移連)は、海外を志向する大学サークルの連合体だ。15年ほど前に学生派遣を中止して以来、事実上、OB会活動が中心になっているが、戦後、特色ある人材を送り出してきたことで知られる。今月27日にはJICA横浜で、55周年の記念大会と顧問会 ...
続きを読む »セラードの今を歩く=家の光編集部・佐藤哲也=(終)=大豆、トウモロコシ、棉の輪作で土壌が安定
ニッケイ新聞 2010年6月8日付け 小山氏の仲間に日系三世の広沢エジソン氏がいる。かつてコチア産業組合で働いていた広沢氏は、小山氏の農場の近くで大豆を2520ヘクタール、トウモロコシを720ヘクタール、棉を1700ヘクタールで作っている。 年間1作で、大豆、トウモロコシ、棉をローテーションさせる。この地域では、大豆、トウモ ...
続きを読む »日本語教師リレーエッセイ=第1回=地域協力して盛上げ=ブラジル学校と共に=ピンドラーマ日本語学校=朝倉恵
ニッケイ新聞 2010年6月5日付け ニッケイ新聞では今月迎える102周年の「移民の日」を記念して、本日から「日本語教師リレーエッセイ」を開始する。日本移民150周年を祝うためには、今現在の日本語教育の現場が大事であり、その重責を担っているのは日本語教師たちであるとの考え方にたち、各地で奮闘する日本語教師と、それを支える地域コ ...
続きを読む »セラードの今を歩く=家の光編集部・佐藤哲也=(6)=土地の代金は大豆現物で
ニッケイ新聞 2010年6月5日付け ブラジルでは、投資して土地を購入する。ところがほとんどの場合、このすべてが農地として使えるわけではない。開墾と土壌改良には時間と資金が必要で、農地だけを買えば資金がより必要になる。開拓済みの農地に作付けをする一方で、農家は自分たちの手で、未開拓の土地を拓いていく。 小山氏は83年9月に1 ...
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