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日本酒市場開拓の草分け=飯田龍也さんの新商法

 来年はいよいよ移民105年だが、ワインなどに比べて日本酒の認知度はまだまだ低い。そんな中で新手の普及方法を編み出して孤軍奮闘するのは、リベルダーデ区に「酒蔵 アデガ・デ・サケ」を構える飯田龍也アレシャンドレさん(37、二世)だ。8年前に日本人を相手に徒手空拳で始めて、今では主にブラジル人に対象を広げ、何と月500本近くを売るまでに商売を育て上げた。「10月の連休は、他州から来た客が一人で4本、5本も買っていった。父の日や母の日の前には1千本から売れる」とか。伯字紙や当地雑誌の取材への対応、講習会で全国を飛び回る日々を送る飯田さんに、飯田式ビジネスのコツを聞いてみた。

日本酒市場開拓の草分け=飯田龍也さんの新商法=(下)=父子で伝える日本食文化

ニッケイ新聞 2012年12月7日付け  東洋街では毎年のように老舗の日本食店、日系商店が閉店していく——。  そんな中で飯田龍也アレシャンドレさんが8年前から始めた「酒蔵」は、数少ない気を吐く存在だ。特にインターネットを駆使して宣伝し、宅配する商法は当地ではまだ多くない。  新しさに隠された商売の原点を尋ねると、実は父親の代か ...

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日本酒市場開拓の草分け=飯田龍也さんの新商法=(上)=ポ語サイト開設し大人気

ニッケイ新聞 2012年12月6日付け  来年はいよいよ移民105年だが、ワインなどに比べて日本酒の認知度はまだまだ低い。そんな中で新手の普及方法を編み出して孤軍奮闘するのは、リベルダーデ区に「酒蔵 アデガ・デ・サケ」を構える飯田龍也アレシャンドレさん(37、二世)だ。8年前に日本人を相手に徒手空拳で始めて、今では主にブラジル人 ...

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