ニッケイ新聞 2013年6月14日 これはルイス・フェルナンド・ヴェリッシモ(Luis Fernando Verissimo、1936年〜)のコメント文にジョアキン・ダ・フォンセッカ(Joaquim da Fonseca)が挿絵を描く5冊目のスケッチブックです。日本の名所といわれる観光地のスケッチで、偶然にも日本語教師として基 ...
続きを読む »ブラジル文学に登場する日系人像を探る 8―L・F・ヴェリッシモ『ジャパン・スケッチ』―過去と未来、同時進行する国=中田みちよ
ブラジル文学に登場する日系人像を探る 8—L・F・ヴェリッシモ『ジャパン・スケッチ』—過去と未来、同時進行する国=中田みちよ=第2回=銀座は「電飾の幻想世界」
ニッケイ新聞 2013年6月15日 到着初日は休息日。翌日から公式日程になるわけですが、前夜、銀座にくりだす冒険をします。 『ホテルがルームの鍵と一緒にマップを渡してくれる。あの、確実に宿泊客がホテルへの帰り道を忘れないように(少なくても勘定はしてもらうために)。…私にはアドベンチャーの素質があると思う。方向を尋ねるなど負け犬 ...
続きを読む »ブラジル文学に登場する日系人像を探る 8—L・F・ヴェリッシモ『ジャパン・スケッチ』—過去と未来、同時進行する国=中田みちよ=第3回=夕食は小皿の〃祭典〃
ニッケイ新聞 2013年6月18日 次は宮島の旅館に泊まった時の感想です。国際交流基金は日本文化に拘泥しますからね。一等地のハイクラスの宿泊施設を選択します。日本語教師連が宿泊した箱根のJICAの別荘でも料理はずいぶん豪華でしたね。私的旅行ではみんな懐を考えますからね、やはり、名所案内というのは公的機関がやらなければいけないこ ...
続きを読む »ブラジル文学に登場する日系人像を探る 8—L・F・ヴェリッシモ『ジャパン・スケッチ』—過去と未来、同時進行する国=中田みちよ=第4回=皇居の森に国民の崇敬感
ニッケイ新聞 2013年6月19日 歌舞伎はイヤホーンから流れる解説といっしょに観劇したんですが、正直いってあまり面白くなかったですね。外国人はおおむね神妙に、神妙に観劇しているんですが、あれはやはり、真摯に日本の伝統を受け止めている姿勢なんでしょうか。元日本人のほうが態度が悪いのかもしれません。 『住宅空間は日本人にとって ...
続きを読む »ブラジル文学に登場する日系人像を探る 8—L・F・ヴェリッシモ『ジャパン・スケッチ』—過去と未来、同時進行する国=中田みちよ=第5回=鎌倉の大仏の爪が醜聞?!
ニッケイ新聞 2013年6月20日 フォンセッカの段落はこんな風です。 『今回の旅行で私が期待していたのは、日本の顔といわれる富士山あるいはフジヤマと、太平洋から上る朝日を拝むことであった。富士山は私にとって相変わらずバーチャル的である。滞在中、靄が立ち込めるなかをわずかに重厚なシルエットを見せてくれただけであった。 さらに ...
続きを読む »ブラジル文学に登場する日系人像を探る 8—L・F・ヴェリッシモ『ジャパン・スケッチ』—過去と未来、同時進行する国=中田みちよ=第6回=靴脱ぐように伝統と先端技術を使い分ける
ニッケイ新聞 2013年6月21日 この外国人力士についてですが、最近では東欧出身の力士もいて、国際色豊かですね。ブラジル出身力士は67年の龍錦を緒に、11人が在籍、最近ではアマゾンからも力士が出ていますよね。大相撲実況は衛星放送でサンパウロでも放映されるので、わが亭主どの、一喜一憂しながら観戦。大声で叫ぶので安眠妨害ではあり ...
続きを読む »