ニッケイ新聞 2013年4月12日 サンジョ組合の新商品Sanditoの100%生リンゴジュースは特に「味が濃い」と好評で、150グラム当たり10個のリンゴが入っているというから当然だ。でもいくら良い製品を作っても販売手腕が物を言うのが、商売の世界だ。 そして、うまい話にもちろんタダはない。元々その年の気候に強く左右され、競 ...
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デカセギ三都物語=なぜ日本に残ったのか=〜三重編=介護ヘルパー目指して勉強=鈴鹿市のNPO愛伝舎で
ニッケイ新聞 2013年4月11日 2008年のリーマンショックから4年以上が過ぎた。「派遣切り」などで多くのデカセギが職を失い、約12万人が日本をあとにしたとはいえ、今も19万人余が暮らす。彼らはなぜ日本に残ったのか、日本での未来にどんな展望を持っているのか。来伯する在日ブラジル人コミュニティ研究者や関係者は「定住化傾向」と ...
続きを読む »SC州の集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第7回=サンジョアキン=「石は動かせるが気候は」=コチア全盛期の逸話満載
ニッケイ新聞 2013年4月11日 「『石は人間が動かせるが、気候は動かせない』って後沢博士がよく言っていました」。サンジョアキンをリンゴ団地の候補地として選んだ後沢憲志博士の有名な言葉を繰り返すのは、74年入植の草分け平上文雄さん(63、和歌山)だ。 「後沢博士は日本から白樺を持ってきて、これが白くなれば良いリンゴができる ...
続きを読む »SC州の集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第6回=サンジョアキン=「日本人が町一変させた」=地元司祭が手放しで礼賛
ニッケイ新聞 2013年4月10日 初めてサンジョアキンを訪れた曽我義成さん(75、岐阜、青年隊4期)は「日系の組合でもあれだけの施設を持っているところは少ない」と感心していた。 同じく宮家文男さん(77、島根、コチア青年1回12期)も「コチア産組が崩壊して以来、どんな形でサンジョアキンが生き残ってきたのか、一度この目で見て ...
続きを読む »SC州の集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第5回=サンジョアキン=〃ワインの里〃でも有名に=貯蔵庫で10万本が熟成待つ
ニッケイ新聞 2013年4月9日 《ブラジルの雪降るというりんごの地》 3月24日(日)午後4時からのサンジョ組合施設の見学にあたり、パラー州のトメアスー移住地から遠路はるばる参加した三宅昭子さん(70、秋田)は、そう詠んだ。 「よその植民地を実際に見て、話をして見たかった。わずか40家族なのにまとまっているところが凄い」と ...
続きを読む »SC州新集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第4回=サンジョアキン=下元慶郎リンゴ園を見学=「団結で不況乗り切りたい」
ニッケイ新聞 2013年4月6日 イタジャイーに一泊した一行は翌24日(日)の朝一番で、南西に180キロほどのサンジョアキン市に向かった。海抜ほぼゼロから標高1400メートルまでバスは4時間で駆け上った。ブラジルで唯一雪が見られる観光地、さらに〃リンゴの里〃として有名だ。 車窓から見える景色はみるみる山地特有の起伏の激しい様 ...
続きを読む »SC州新集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第3回=イタジャイー=野菜生産する植民地も=未曾有の水害を超えて
ニッケイ新聞 2013年4月5日 22日夜、一行はジョインビレから東に90キロ行った海岸部のイタジャイー市に移動し、レストランで同日伯協会(ANBI、大場レジナ会長)から創立会員の佐藤吾介さん(ごすけ、65、二世、第3アリアンサ)、20年以上同地に住む梅木サチコさん(68、サンパウロ州ポンペイア出身)ら約10人と交流会を行った ...
続きを読む »SC州新集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第2回=ジョインビレ=7割奉仕、最古の消防隊=世界唯一ボリショイ学校
ニッケイ新聞 2013年4月4日 3月23日、バスは別々にジョインビレ市内観光に向かい、4号車はブラジル最古の消防隊本部を訪れた。創立は約120年前の1892年と日本移民よりも古い。約1200人も隊員がおり、うち7割は無償奉仕で参加しているという。ドイツ移民が多いこの町独特の市民意識の高さを伺わせるブラジルでは特異な集団だ。 ...
続きを読む »SC州の集団地を訪ねて=第39回県連ふるさと巡り=第1回=ジョインビレ=過去最高のバス4台で=創立20年の文協と交流
ニッケイ新聞 2013年4月3日 ブラジル日本都道府県人会連合会主催の第39回移民のふるさと巡り(本橋幹久団長=鳥取県人会長)が3月22日から27日まで行われ、バス旅行としては過去最高の4台(163人)がサンタカタリーナ州(以下SC州)を回った。リンゴ生産地として有名なサンジョアキンでは日系組合を訪ね、じっくりとリンゴ園や選別 ...
続きを読む »ブラジル文学に登場する日系人像を探る 6—ジョセフ・M・ルイテン「ブラジルのコルデル文学」—民衆本にうたわれる日系人=中田みちよ=第6回
ニッケイ新聞 2013年3月9日 ノルデスチーノと日本人 わがパトロンよ、俺はノルデスチーノで ここでは俺も移住者だ 地球の裏側で稼ぎまくっている 日本人と同じように 成功をめざしているんだ ついに到着した 旅が終わって本当の日本人の大きな農園に そこで仕事見つけた あのすばらしい連中のもとで あの風変わ ...
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