因みにウルグァイと亜国との間での最も象徴的なイザコザは、河口でラプラタ河となる両国の国境ウルグァイ川上に、ウルグァイが建設したパルプ工場の、ヘーグ国際司法裁判所にまで亜国に告訴された河川汚染問題だ。今は小康状態(ウルグァイが勝訴)にあるが、この類の紛糾が亜国の御機嫌次第で何時また再燃するか分からない。今も嫌がらせある巴亜国間 ...
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『米州の一奇跡、パラグァイ国』=存在感示したムヒカ大統領=(上)=坂本邦雄
最近パラグァイは色んな面で国際的に注目されているが、それを端的にいみじくも表現するのが、正にブラジルのゼツリオ・バルガス財団に属するコンサルタントで、作家のワグナー・E・ウェーバー氏のパラグァイ情勢を論評するその著書の原題(筆者仮訳)ではないかと思い、敢えて本稿の題名に使わせて貰った。 同氏の著述に依ると、現在は内陸国の人口ほ ...
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