第６回南米婦人の集い＝レジストロ、皆で村おこし

　最終日の１７日は午前８時にホテルを出発し、セッテ・バーラス市の曲尾バナナ園の視察に向かった。 　収穫したバナナの洗浄や、選定する工場で収穫から出荷についての説明を受けた後、バナナ農場の見学を希望する声が上がった。バスで揺られながら園内を移動し農場へ到着すると、婦人らは初めて訪れる農場でバナナの木を見上げ、「初めて見た！」と歓声 ...

　報告会には３年前の集い開催地となった、サンフジ婦人部組合（サンタカタリーナ州サンジョアキン）の降旗マリナさんも登壇した。同組合は数ある婦人団体の中でも、組合になるほど成長した団体だ。設立の経緯、現状について紹介した。 　平均年齢６０歳の組合員がりんごジュースやりんご羊羹などを製造販売している。ジュースは県連日本祭りでも販売され ...

　夕食会では文協青年部らの民謡発表や健康体操を楽しんだ。ＣＫＣの大森麗裕さんが事業の目的を改めて確認。レジストロ農協婦人会の宇都宮和子会長は「この３日間、実のあるものにしたい」と意気込みを語った。 ■　　　■ 　集い２日目は早朝にホテルを出発し、『フェイラ・デ・プロドゥトル』と呼ばれる直売市へ。採れたばかりの鮮度の高い食品が並ぶ ...

　中央開発株式会社（ＣＫＣ、山口達朗所長）などによる『第６回南米婦人の集い』が先月１５、１６の両日、サンパウロ州レジストロで行われた。バイーア、サンタカタリーナなど国内各地ほか、パラグァイからも婦人団体が集まり、約７０人が交流を深めた。（國分雪月記者） 　各地婦人会の連携強化を狙うこの事業。今年の集いはアルゼンチン、ボリビアの参 ...