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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る

県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《4》=伯米日系社会に共通した迫害体験

日系人の強制収容の不当性を訴えた日系二世弁護士・安井稔氏(Image courtesy of the Korematsu family, From Wikimedia Commons)

 戦時中のアメリカ本土の二世は、『アメリカ人として国のために戦ってもいい。でも、それなら自分たちをちゃんとアメリカ人として扱い、家族を強制収容所から出して、元の生活に戻してくれ』と反論した。ロッキーさんは「強制収容は憲法違反だと訴え、逆に逮捕されたりしています。その訴えが認められるのは、なんと40年後なんですよ」と嘆いた。  日 ...

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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《3》=ハワイ日系人と米本土の違い

強制収容所内で、合衆国旗への「忠誠の誓い」をする子供たち(1942年4月、Photo attributed to Dorothea Lange(w). [Public domain])

 日系人迫害の極め付けと言える大戦中の強制収容所収容に関する展示は、全米日系人博物館の中心テーマと言える。  反日感情が強いことで知られたフランクリン・D・ルーズベルト大統領は1942年2月19日に「大統領令9066号」に署名を行い、「軍が必要とする場合(国防上)に強制的に『外国人』を隔離する」ことを承認した。真珠湾攻撃の2カ月 ...

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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《2》=「保険入れず、金も借りれず」

全米日系博物館で山田ロッキーさんから白熱した説明を聞く一行

 ロスの全米日系人博物館で、ガイドの山田ロッキーさんは「まず日系人の定義を確認します。日本から離れて住んでいる日本人およびその子孫です。僕も日系人です」というと、一行からは「一世は日本人、二世からが日系人では」との異論が飛び、「ダニエル井上もそう言っていましたが、ここではそう定義しています」と繰り返した。  「アメリカ日系人はハ ...

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県連故郷巡りカリフォルニア=150周年、満砂那(マンザナー)に平和を祈る=《1》=全米日系人博物館で固唾を飲む

ルート66の終着点で畠山富士雄さん(75、二世)と奥さん

 ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)が主催する「第50回故郷巡り―カリフォルニア2019」が4月9日から17日まで開催され、53人が参加した。昨年の故郷巡りは移住150年を迎えたハワイ、今年は若松コロニーから始まった本土移住150周年を迎えたカリフォルニア州の日系人らと交流した。ロサンゼルス、サンフランシスコの日本人 ...

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